♪母娘様で旅する♪ ナイアガラ&プリンスエドワード島<7日間> | カナダ旅行専門店 カナッタ!   

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(7月26日出発)

 

こんにちは。7月26日から8月1日までカナダに行っていた練合です。

「母が元気なうちに、プリンスエドワード島へ連れて行ってあげたい」との夢が、ようやく「カナッタ!!」
ありがとうございました。無事、大満足で帰ってきました。
75才の母が高校生の時から好きだった「アン」シリーズ本はボロボロになるまで何回も読んだそうです。そして、腹心の友とは、お互いの将来のギルバートのことを話し合ったり・・・
昨年、60年来の友情を育んできたその腹心の友・・Mさんが亡くなったことが今回の旅を決心させました。母は、「一緒に旅している気がする」と言っていました。 

旅のことは、母が自分用に作った(自分でパソコンを打ってます!)旅行記を同封しますので、ご覧ください。一部、いろいろ間違いもありますが(笑) 

本当に、何も困ることなく一週間過ごすことができましたことは、カナッタさんのおかげだとしみじみ感じております。また、同じ日に出発した大阪の4人グループとも親しくなり、カナッタさんの人気ぶりを垣間見たような気がしました。
同じ「カナッタ」のシールのついたスーツケースだけで、もう、友達でした!!

本当に行って良かったです。ありがとうございました。

娘様からお母様へのプレゼント旅行。
長生きはするものですね、、、こんなに良い想い出が出来たのですから。
お母様のリポートをお読みして、その「重み」がずっしり、、、仕事冥利を越えて、「責任」を感じてしまいました。 
旅行が出来るというのは、健康的にも、時間的にも、経済的にもゆとりがあればこそで、今、それどころではない!という多くの方々の存在もありながら、それを「生業」とする立場のものとして、今後も真摯に向き合っていかなければならないと感じた次第です。
練合様におかれましては、これまでのご褒美に降り注いだハッピーな7日間となり、親孝行のお手伝いをさせて頂きましたことに、こちらこそ感謝申し上げます。

 

プリンスエドワ-ド島へ行く 2,011・7/26-8/1



26日<火>移動日
夢旅行へ出発、14:25成田へ、17:45トロントへ、12時間のフライトは結構長時間、時に足を動かして運動したり、機内のトイレも2回利用した。機内食2回、おやつ、夜食に何とカップヌードル、ミルクは北海道のもので少し嬉しい気分。トロントで時計を現地時間に合わせる。まなみの携帯は自動的に調整されるし、メールも出来る。便利になったものだ。
空港から約2時間でホテルに到着、チェックインまでやってくれる。
広い室内に満足、窓からライトアップされた滝が歓迎してくれた。バスタブに入り11:00就寝。 

27日<水>
朝起きて、眼下に広がる景観に思わず歓声、昨夜は滝しか見られなかったが夜が明けた今、滝に流れ込む川幅の壮大さ、雄大さに息を呑む、何とスケールの大きいことか、この滝が流れ込むオンタリオ湖は四国と同じくらいの広さだそうだ。その広がりを高みから一望俯瞰している。贅沢な時間が流れる。
6:00太陽が昇る、地平線に曙色が帯状に流れ、やがて一点が一際明るくなり輝く深紅がせりあがる。みるみる大きくなって地平線を離れるまで天体ショーに見惚れていた。 

 

朝食まで周辺を散策,花一杯のレストランが一際目立つので行って見る。スプリンクラーもあって本格的、オーナーだろうか、もう手入れをしている。「グンモーニング、フラワービューティフル」思わず声をかけると、「サンキュー」と、にっこり笑った。まなみは吃驚、「フレンドリ過ぎる」と、旅先だものいいでしょう、楽しく行きましょう。


レストランで朝食、ベーコン、トースト、いり卵、フライドポテト、オレンジジュース、コーヒーがワンプレートで、どんと出てくる。翌朝も同じメニューだった。



8:00から観光、同乗者は4人。先ずは、テーブルロックから滝の見学、霧の乙女号に乗船、さすが人気行列で少し待たされた。アメリカ滝からカナダ滝へ滝つぼのぎりぎりまで行く、水しぶきと歓声の渦を乗せて約30分の遊覧はスリル満点。

 

昼食まで少し自由時間があったので、クリフトン・ヒルを歩く、レストラン、土産店、小さなレジャースポットが軒を並べる、カジノも近くにある。
約束の時間にシェラトンホテルのロビーで待っていると滝の見える最上階の特等席へ案内される、ここでランチバイキングを頂く、まさに世界一贅沢なランチを楽しむ。

 

ナイアガラオンザレイクは滝から車で30分英国の面影を残す小さな村、花であふれ歴史を刻んだたたずまいの個性的なお店が続く。行き交う人もみな幸せそう、ユートピアに迷い込んだよう、このような平和な時間がいつまでも続いてほしい。急に便意、さてトイレは、まなみに探してと頼む、運の良い事偶然「ウオータールーム」の看板を見つけ安堵の一幕もあった。
次は、ワイナリー見学アイスワインを少し試飲してみた、濃厚な甘み、それぐらいしか違いが分からない、試飲する人、物色する人なぜか生き生き楽しそう。ナイアガラ周辺には50軒のワイナリーがあり、カナダのワイン生産の8割をになっている。一帯はぶどう畑が続く。


午後の観光が早めに終わったので、滝の裏側も見学することにした、カッパを着てトンネルを辿る、滝は1年に1m後退すなわち侵食しているそうだからトンネルは更に延びて行くのだろう。瀑布で何も見えない穴もあり、位置を変えて水面が見える展望台では、丁度虹が滝つぼにかかり幸せ気分にもなって地上に出る。
OKショップ<大橋巨泉オーナー>で土産ものを買い,夕食はあの花のレストランへ、生演奏付き、テラスはほぼ満席、淡い光に花々もゆれていた。すっかりいい気分でうっかりさっきの買い物を忘れるところだった、教えてもらっておお助かり、よかった。お腹も満足で今夜も滝のライトアップを見ながら眠ろう。

28日<木>
9 :3 0 からのアイマックスシアター<ナイアガラの歴史>を見に行こうとしてホテルのパンフを見たら、偶然割引券を発見、早速利用した。滝つぼからの生還劇、今まで1 6 名が挑戦して1 1 名が成功。ワイン樽だったり、特製のカプセルだったりクッションもそれぞれ工夫されて大丈夫、ただ、滝つぼに運悪く引き込まれると窒息してしまうそうだ。滝の上を綱渡りする人もいた。映像から伝わる圧倒的滝の威力にただ言葉も無い。
l l :0 0 ホテルを出発、トロント空港へ向う、広いカナダ車線の多さに驚く,1 5 :0 0 トロント発、シャーロットタウンへ、約2 時間のフライト,着後,車で1 時間いよいよキャベンデイシュ<アボンリー>の赤土に立った。


朝食付きコテージ,キンダレット・カントリー・インに入る。おにぎり弁当を貰って、ふと、食堂を見ると昨日ご一緒だった4 人づれとばったり、会釈して、部屋に案内される。「おっ」まるでアンの雰囲気そのままのかわいい部屋、ピンクと白のバスローブ、フリルたっぷりのカーテン、調度品はバスの小物まで全てがかわいい。ここで2泊する、嬉しい。
早速、お握り弁当を開く.手作りのぬくもりあふれる、おにぎり、とりのから揚げ、ポテトサラダ、みんなおいしく頂く。日本食が少し恋しくなったところへ、このタイミングきめ細かいサービスが嬉しい。 
外はまだ明るい、出かけましょう。恋人の小道を先ず歩きましょう。
隣はゴルフ場、そこを突っ切るとすぐだと聞いたが道なりに行ってみる。すぐグリーンゲイブルズ、アンの家、中を見るのは明日のお楽しみ、ドアをノックして写真を一枚、木に寄りかかって家を背景にして一枚。誰もいないのでゆっくり出来る。
恋人のこみちへ、赤い小道、小さな小川の小さい橋、物語のさまざまな情景がぴったりよりそい、なぜか懐かしい。

今夜は、偶然キャンプファイヤーがあるというので前の広場
のベンチへ参加してみる。15人位か、回りのコテージからも、子供たちと一緒に簡単な歌遊び、手まね、足まねいい運動、 言葉を超えて輪になった。
マシュマロ焼きがはじまった、直径4cm,長さ6cmの大きいマシュマロに針金をさして焼く,焼くととろける、あつあつをほうぼる。日本でも焼肉にマシュマロは焼くと、まなみ。
私は初体験だった。後でスーパーでマシュマロの大袋を見つけた。

29日<金>
8:00朝食、自家製のパンが2種、好きなものをお皿にのせておいしく頂く。20人位かな、日本人は例の4人組みと母娘らしい2人と私たち。ここにはプールもある、午後9:00まで開放<まだ明るい>それから水の消毒をしたり、シートを引き出して全面を覆う、2人で作業しているが毎日大変だろうと思う。
丁度窓から見下ろす位置なので夕方部屋にいる時など遅くまで楽しんでいるようだ。
今日はフリータイム,地図を片手にアンの世界を堪能しよう。 

遠くから回ろうとビーチへ向う、海へ通じる森の中の小道、この道の向こうに幸せが待っていそうな気分で足がはずむ、ビーチハウスからまもなく赤い砂浜のビーチに出る。
ちらほら人影が見える程度、今日の天候では海水浴はまだ早い、見渡せば砂浜はここだけのようで、赤い砂岩がずっと続いている。時には断崖になって立ち入ることを拒んでいる。足元の砂岩に触ってみると意外にもろくて簡単に割れる。 


帰りはハイキングコースを戻る,途中サイクリングの人とすれ違う、「グンモーニング」お互いに挨拶交わしてとびっきりの笑顔ですれちがう。こんな時、旅はいいなあ、この開放感、最高! 


グリーンゲイブルズ・ハウスに到着、今日は裏側から訪問、少しせりあがった高みなのでハウスを見上げるとその角度からの眺めがまたいい。この家は、作者モンゴメリーの親戚の家で、少女時代良く遊びに来ていたそうだ。アンの部屋、マシューの部屋、マリラの部屋、まるでアンが実在しているような錯覚の中にいる。

キッチンも当時のまま、中でもキッチンストーブは良く出来ている、仕組みは3 段になっていて、1段目煮炊き、2段目にやかんアイロンを乗せ、3段目はオーブンになっている,北海道は今は石油が主な熱源だが、その前は石炭、更に前は薪、このような効率の良いストーブは素晴らしい、ミュージカルでもこのストーブがあったので、こちらではこれが一般的だったと思われる。ハウスの周りも整備されていて、当時の農家の納屋、仕事小屋がある。芝生にはアン、ギルバートに扮したスタッフが子供たちにサービスしている,大勢の人々が楽しんでいる、みんなアンが大好き、みんな少年、少女たち。
さあ、また恋人の小道を辿ろう、木々の陰から、小道の向こうからアンが現れそうな予感でドキドキ,予感ではない、いつか一緒に歩いていた。 
郵便局で絵はがきを出し、モンゴメリー生家跡でしばし佇む。おばけの森ではおびえたアンの気持ちをおかしく思い返しながらふと見るとゴルフ場がすぐ脇にあって開発の波からかろうじて残されている現実を知る。
嬉しい発見が一つ、海辺の道、森の小道、道端の植生はまるで函館山とそっくり、書き出したら20種以上、広い田畑、じゃがいもは花盛り、麦の穂は色づき初め、点在する農家、気温も全部北海道そのもので、なぜか懐かしい。


お昼は、レイチェルズレストランで、ロブスターキッシュ をオーダーした、とてもおいしい。ウエートレスがとても可愛い人だったので、思わず「ユー・チャーミング」通じない?怪訝そうな顔、すかさずまなみ「母がプリティガールと言っています」と、言い直してくれた、「オー」お互いに笑ってありがとう。
歩いた、歩いた、この日万歩計は2 3 0 0 0 歩、7 5 歳の体力に乾杯。
夕食は2人だけの特別メニュー,私たちのためにセットされた食堂でクラムチャウダー、スコーン、フルーツデザートまで全ておいしく頂く。

 

<出会った草花>
ノラニンジン、クサフジ、オトギリソウ、ダイコンソウ、ツバメオモト、ゴゼンタチバナ、ヤマハハコ、ウツボグサ、イチヤクソウ、キイチゴ、ハマナス、コウゾリナ、マルバノホロシ、キンポウゲ、ヒルガオ、アザミ、ノコンギク、ノコギリソウ、ツキミソウ、コウリンタンポポ、ケマン、エゾカンゾウ、ノリウツギ、ミヤコグサ、エゾニワトコ、ヤナギラン 



30日<土>
朝食昨日とは違うパンが用意されていて温かい接待が嬉しい。

 

9:00<満喫島観光> ドライバー、ガイドと私たち何と贅沢な旅。ウイリアム王子が新婚旅行で立ち寄ったというホテル、かっての大富豪の邸宅を州が買い取って夏の間だけホテルとして開放している、ケート妃もアンのフアンで強くPEIの訪問を望み実現したのだそうです、正面にお二人の等身大のパネルがある、並んで撮るとふ・ふ・ふです。
ジャム工場では種類の多さ、しょうがもにんにくも何でもありなのだ。
灯台に寄る。はるか水平線は弧を描き地球の丸みを実感、車に戻ると何とドライバーがハマナスを1輪づつ席に置いてくれた、やさしさが嬉しくて「サンキュー」いい旅は続く。
小雨が降ったり止んだりなので昼食はピクニックを中止、フイッシュマンズレストランで頂く、丸ごと1匹ロブスターに挑戦、「そこを折って、そこをねじって」教わりながら濃厚な味を満喫。実においしい。 


ケンジントン駅舎跡の見学はどしゃぶりの雨、隣のリカーショップに入る、あらゆる種類のアルコールがあふれんばかり、前日一缶のビールを求めて歩いた苦労がうそのような現実、カナダではアルコール類はリカーショップ以外にない、レストランでもライセンスがないと置けない、一種のカルチャーショックだった。そういえばどのホテルでも部屋に冷蔵庫が無い、氷のいれものが用意されていた、タバコも目に触れてはいけない、銘柄を云うと出す仕組みだそうだ。
輝く湖水、景色のビューポイントをめぐり夕方ホテルに到着。
用意してもらった軽い夕食をたべて、ミュージカル< 赤毛のアン>のシアターへ出かける。ホテルから歩いてすぐ、時間があったので商店街をぶらり散策、殆どが観光客なのだろう、バスの団体さんもいた。
熱演で思わず涙ぐんでしまった、3 年前劇団四季の<赤毛のアン>を見たが音楽も同じで似ていると思ったらこちらのコピーなのだそうだ、アンを堪能した現地での観劇は感動そのものであった。

31日<日>→1日<月> 移動日
BOX朝食を貰って4:30出発、あっという間の5泊だった。シャーロットタウンからトロントへ2時間半トロントから成田まで12時間40分、時差がある、24時間の問に36時間を消化することになるとまなみの説明、トロントでは約6時間の待合があって,円に両替の人もいたがまなみは上手、100円も残らなかったようだ。昼になってレストランを探していたが、ふと目に入った<MAKIZUSI>に挑戦することに、サーモンとえびのにぎり、アボカドきゅうりサーモンの海苔巻き、醤油はきっこうまん、箸も付いている。もうひとつのパックはサーモンの鉄火巻きにマヨネーズがかかっている、さて、味は鮨飯の酢が薄かったがまあまあの味で結構いける、お鮨もこのように海外でも食べれるようになってきた。
成田から千歳まで1時間35分、更に車で4時間、家に着いたのは2日の午前1時、夢旅行はパンパンに膨らんだ思い出と共に無事終わった。
「お母さんはアンみたい」何十年か前、こんな嬉しい言葉をくれたまなみが、今回この旅をプレゼントしてくれた。  カナッタさん、PEIさん、まなみさん 全てに有難う

 

練合 陽子様、 まなみ様(北海道)

 


<カナッタ!からのコメント>

娘様からお母様へのプレゼント旅行。
長生きはするものですね、、、こんなに良い想い出が出来たのですから。
お母様のリポートをお読みして、その「重み」がずっしり、、、仕事冥利を越えて「責任」を感じてしまいました。 
旅行が出来るというのは、健康的にも、時間的にも、経済的にもゆとりがあればこそで、今、それどころではない!という多くの方々の存在もありながら、それを「生業」とする立場のものとして、今後も真摯に向き合っていかなければならないと感じた次第です。
練合様におかれましては、これまでのご褒美に降り注いだハッピーな7日間となり、親孝行のお手伝いをさせて頂きましたことに、こちらこそ感謝申し上げます。