今月で決算ということもあり、
いま、僕の頭の中は、完全に決算モードです。
初年度の決算は、決算ルールを策定であったり
今後を担う会計ルールが絡む、重要なものだと
僕はとらえています。
そうなると、私生活でも
どうしても決算のことで頭がいっぱいになります。
例えば、
以前NHKドラマで放送されていた
「監査法人」
というドラマのDVDを、最近レンタルして見ていました。
これ、面白いんです。
ちなみに、僕は松下奈緒さんのファンでもあるので
面白さ倍増です(笑)
その中に豊原功補さん演じる
「小野寺直人」のセリフの一節に
こんなものがあります。
「ジャパン監査法人は
◎◎株式会社の決算報告書を
承認することはできません」
ま、監査法人なので御覧の通り、
ある企業の監査をして、
認められない不正計上などがあった決算書に対して
「ダメです」と言っているだけなのですが
これが、なんかカッコいいんです!
ということで、
僕も最近マネをして使っています(笑)
「管理グループでは
第一開発グループの申請した
経費を承認することはできません」
まあ、ミーハーですよね(笑)
さて、ここからが、今日の本題です(笑)
昨日は決断のお話をしました。
それに引き続き、管理部門の決断の一つとして
スタッフの経費の申請に対する
「承認」 or 「不承認」
があります。
みなさんの会社の経理の方とか
経費を申請した部署に
「は?何言ってるの?
こんなの経費で切れないよ」
っていう怖い人いませんか?
そう、うちの会社では僕です(笑)
これを受けて、
「何よ、あれ。」
「嫌な感じ。(ヒソヒソ)」
「いいじゃない、これぐらい(ブツブツ)」
なんてやってませんか?
別に自己防衛で言っているわけではありませんが、
こういう役を"演じる"のって、とても辛いんです。
嫌な奴と思われるかもしれないし
ケチな奴と思われるかもしれない。
その日から、申請者と関係が悪くなるかもしれないし
お昼を一人ぼっちで食べなきゃならなくなるかもしれない(笑)
でも、その経費を不承認した人が
どんな気持ちで、どんな思いで
その経費を不承認にしたのか。
ここには、そう
大きな『決断』があるんです。
人から嫌われるのを好む人間はいません。
きっとその承認担当者は、経費を不承認にして、
申請者に自腹を切らせて喜んでいる人間でもないでしょう。
だったら、なぜそんな冷たい感じことをするのか?
いまの僕は、とてもよくわかります。
そこには、会社のお金を守るという使命があります。
そこには、株主への責任があります。
もし、その経費を承認してしまえば、
申請した側も、承認する側も、
気持ちの緩みが生まれ、次回もまた同じことが繰り返されていくでしょう。
「ま、いいか」の積み重ねによって
会社がダメになってしまえば、
結局はそのスタッフを路頭に迷うことになってしまうという危険性があるのです。
中期的にスタッフや会社を守っていくためには
短期的な痛みを負ってもらわなければなりません。
そんな管理部門の気持ちを
分かってくれる人も少ないかもしれないです。
でも、僕たちは、やらなきゃならない。
「僕たちが犠牲になる」なんて
かっこつけたことは言いませんが、
時には痛みを伴った決断も
必要だったりするんですよね。