管理部門というと
「あ~、売上あげないお荷物部署ね」
とか
「雑用部隊は、偉そうにしてないで、静かにしてな」
とか
ひどいこと言われる場合も
なかにはあるんです。
(ここまでヒドくはないか。。。笑)
まあ、内心、下に見られているというか
口には出されなくても
心のどこかでなめられている部分を
感じる時があるんです。
管理部門をやっていると。
「何いってんのさ、うちの管理部門は評価高い方だよ」
といってくれる方もいますが、
まあ、その発言自体が、
低い評価をされるのが前提みたいな感じがするというか。。。
とにかく、管理部門も
やるときゃやるんだというところを
このブログでは、
見せつけてやらねばなりません(笑)
ちょうど、
シリーズものでも書いてみようかとも思っていたので
『管理部門、稼ぐ!』シリーズ
をやりたいと思います!
今日は、助成金編です。
ベンチャーを起業する人たちにとって
シードステージ、アーリーステージにおいては
”資金繰り”との戦いが、ほぼ間違いなく待っています。
お金を1円でも多く集め、1円でも節約し、
事業の芽が出るまで、なんとか持ちこたえる。
これが重要なはずです。
このために、創業当初や、
起業後しばらくは、金策に走ることが
しばしばあります。
みなさん、創業融資を銀行から受けたり、
エンジェル投資家と呼ばれる方から出資を受けたり
あるいは自己資金で起業するのが一般的ですが、
実は、
けっこう見落としがちなものとして
『助成金』
という手があります。
融資だと、返済義務があったり
出資だと、株を持たれるというのがありますが、
この『助成金』なら
ただでもらえるんです!!
返す必要もないです。
これは、もらっておくしかない(笑)
ということで、
早速、設立後わりと早めに
申請に行きましたよ、市役所に。
『助成金』(補助金ともいいます)
にもいくつか種類があって
大きく分けると、
・国が出す補助金
・都道府県が出す補助金
・市区町村が出す補助金
etc....
などがあるんですが、
僕の住んでいる町では、
起業したての企業に対しての
助成金制度がありました。
その中でも
いくつかあったんですが、
僕らの企業に当てはまったのが
『賃貸型企業立地推進奨励補助金』
というもの。
長ったらしい名前ですが、
要は、オフィスを賃貸している特定企業さんに
うちの市で起業して、事業やってくれるなら
助成金(補助金)を出しますよ。
というもの。
金額はというと、オフィスの月額賃料の20%。
期間は、支給開始月から24ヶ月なので
丸2年、オフィス賃料を補助してくれる。
えーっと、うちのオフィスの賃料が、
34坪で15万円/月だから.....
(安いでしょ?笑)
「月3万円!」
「年間36万円!」
「2年だから合計で72万円!?」
もう気づいたら、申請しに行ってましたよ(笑)
対応してくださったのは、助成金担当のOさんでした。
~某市役所にて~
私「すいませーん。助成金の申請をしたいんですけど」
O「はい、こんにちは」
私「こちら一生懸命資料用意して、持ってきました」
O「おたくどこの会社?」
私「あ、新しく○○市で起業しました○○株式会社です」
O「ふーん。で、あなた社長さん?」
私「あ、いえ、僕は管理部門任されているものでして...」
O「何?市からお金もらおうってのに、社長は来てないの?
ふーぅ、誠意を感じられないねぇ」
私「....」
ここで、イラっとしてしまっては
全てが水の泡です(笑)
ここは、グッとこらえて
再度うちの社長をつれて、
申請に行きました。
~某市役所にて Part 2~
私「あ、Oさん。弊社の社長を連れてまいりました」
社長「よろしくお願いします。」
O「はい、どうも。」
私「前回ご指摘いただいた資料の訂正もこちらの通り」
O「うん、まあいいんじゃない。
ちなみに、御社は当面うちの市で活動されるんですか?
最近助成金申請するだけ申請して、もらった途端に
ポッと都心に移転しちゃう会社が多いんだよねぇ」
社長「われわれは、当面はこの○○市にとどまり、当社の発展が
○○市の発展に貢献できるよう尽力する所存でございます。」
私「(社長、よく言った!えらい!)」
※ちなみに当社の社長は、僕の大学の同級生です
O「ふ~ん、ま、分かりました。
とりあえずこちら受理しますので、委員会の審査をお待ちください。
審査結果が出ましたら、ご連絡しますから」
こうして、険しい助成金申請の道のりを経て(笑)
なんとか助成金交付対象として
認定されました!
さらに!
この助成金は途中で移転したり
オフィスを増設(増床)した場合は
その賃料が上がった月分から
上がった分だけ助成金が増えるんです!
うちの会社の場合、去年の12月に
まったく同じ面積の隣室のオフィスも
賃貸しはじめたので、助成金は倍になりました。
結局、総額 約120万円が
うちの市からもらえることになったんです!
これはもう、
売上がまだ出ていない
うちの開発チームに対して
余裕のドヤ顔です(笑)
「管理部門でも
100万円以上稼いだぞー」
.......
まあ、あんまり嫌味なこと言うと
嫌われるので、実際にはドヤりは控えておきましたけどね(笑)
まあ、こうして労力は使いましたけど、
これも管理部門の売上といえば売上です。
特に創業当初にこうした資金を得られるということは
会社にとっても貢献度は大きいのではないでしょうか?
と、管理部門でも
稼ぐことだってできるんだ
というお話でした。