ベンチャーで管理部門全般やっていると
どれ(どの部門)が一番大変なんだと、
気になるかもしれません。
もちろん全部大変ですよ。
でも、僕が思うに、
やっぱり人事労務が一番大変で
時間かかるし、骨が折れます。
経理財務もむちゃくちゃ大変ですが、
使っている時間でいけば
僕の場合は、
やっぱり人事労務になります。
じゃあ、
「人事労務って具体的にどんなもの?」
と言われると、
事務手続きで言えば、
・社会保険の申請、脱退手続き
・雇用保険の申請、脱退手続き
・労災保険の申請、脱退手続き
・就業規則の作成、公布、遵守
・勤怠管理
が代表的なものとなります。
まあ、これはこれで、
面倒くさい手続きとか、相手が官公庁で
融通が利かなかったり非効率だったりしますが、
(しかし最近だいぶいい感じになってます)
知識と経験を積み重ねると、
だんだん楽になってきます。
しかし、いくら知識を積み重ねようが
どれだけたってもラクにはならない
人事労務の醍醐味(?)といえば、
「従業員のお世話」
これに尽きます(笑)
これはむちゃくちゃ大変です。
なぜか?
やればやるほど大変になるからです(笑)
・採用に関わるお世話
・既存スタッフに関わるお世話
・退職スタッフに関わるお世話
大きく分けて、仕事上での”人のお世話”は
こんな感じでカテゴライズできるでしょうか。
”採用に関わるお世話”といえば、
いまちょうど、僕の会社で外国人スタッフの採用が決まり
その真っ最中ですが、
外国人スタッフを例に挙げると、
まずビザ申請のお手伝いから始まります。
以前ブログでも書きましたが、
めちゃくちゃ面倒くさいのと、手続きが複雑です。
外国人本人がやるのが一番かもしれませんが、
任せっきりでいたら、せっかく採用したいスタッフが
ビザがうまくいかなかったせいで、
入社がダメになってしまう可能性があります。
であれば、経験があり、日本語が達者な(笑)
僕がやった方が、効率的なので
ビザ申請を僕が主導することになります。
すると、
ビザというのは申請人本人の人生が懸かっていますから
責任重大です。
一発アウトです。やり直しはききません。
そして、もしビザが取れなかったら僕の責任ですので
かなりプレッシャーになります。
まあ、おかげさまで
今回も無事、ビザは取得できました。
すると、申請した外国人から僕へ信頼が生まれるわけです。
僕も、手塩にかけて採用にこぎつけたわけですから
僕からも情が生まれます。
さあ、次はビザが取れたので
外国人スタッフは「オフィス付近に引っ越し」
へとステップを移します。
「オレ、家探すの手伝おうか?」
「知り合いの不動産業者紹介するよ?」
こんなことを、
自然と口にしてしまうわけです(笑)
そうして、行ってきましたよ、
先週の土曜日に。
うちの家の近くの不動産屋さん(エ○ブル)の
店長さんと僕は、お友達レベルで仲が良く、
うちに入社するスタッフなら
僕の紹介でいくと、仲介手数料の割引が受けられます。
さて、家が決まると、
引っ越しと正式な入社までの
スケジューリングです。
晴れて、初回入社日を迎えることことができると....
今度は
正社員雇用契約が待っています(笑)
社会保険加入手続きが待っています
雇用保険加入手続きが待っ.....
まだまだ先は長そうです(笑)
「あー、大変そうだな」
と思いましたか?
.......
甘いです!
これでまだ、3分の1です(笑)
あとは、次に”既存スタッフのお世話”。
誰々と人間関係がうまくいかないー、とか
体調悪くなって、今日は休みますー、のケアとか
オフィスの音がうるさくて仕事に集中ができないー、とか
ぴーぴー
ぎゃーぎゃー
あれくれー、これくれー
もう、親鳥の気持ちにならないと務まりません(笑)
挙げ句の果てには、
「やっぱり、この会社辞めます」
.......
さあ、最後のステップ
”退職のお世話”です(笑)
退職にもホント
いろんな形があります。
①円満退社
②精神的にまいってしまい退社
③スキル不足で解雇
④ブチ切れ退社
どれをとっても
人事労務スタッフは
顔を突き合わせて、
退職手続きをしなければなりません。
①はがんばれよ、と見送る。
②には、慰めが必要。
③は、ただただ気まずい。
④は、物品の返却をしてもらうことを念頭に。
これをバランスよく
相手のそのときの心境や感情に合わせて
慎重にやらないと、
トラブルになります。
あとで本人からいちゃもんが来たり、
官公庁から電話が来たり。。。
残業がどーとか、あの時の待遇はなんちゃら
コンプライアンスがうんちゃら.....
まあ、負けませんが(笑)
相手している時間はけっこうかかってしまいます。
時間損失を考慮して、
不本意にも、「譲る」ケースも必要なんですよ。
このように
人が入って、人が働いていて、人が出て行くとき
人事労務の仕事が発生します。
「常にじゃん!」
と思われると思いますが、
その通りです!!
会社が存続する限り、
果てしなく戦いは続きます(笑)
そして人が増えれば増えるほど、
等比級数的に
大変になってくるんです。
「あー、やってられん」と
思うかもしれませんが、
でもね、
やっぱりこれだけ、大変な思いして
人のお世話していると
その甲斐あってか、
一定数のスタッフからは
ものすごーく感謝されるし、
その後、ずーっと自分のことを慕ってくれたりするんです。
つまり
自分が信頼されるということなんです。
人から頼りにされるということなんです。
信頼とかって、そんな簡単に得られるものではないけれど
あればあるほど、人生楽しくなっちゃいます。
大変な思いして、お世話して、
助けてあげたあとに
「ありがとう」
とか
「あなたのおかげ」
とか
感謝に満ちあふれた顔で言われると、
「あー、大変な人事労務も
なかなか捨てたもんじゃないな」
と思えたりしますよ♪