多くの会社には、
「経営理念」
というものがあると思います。
サイバーエージェントさんであれば
「21世紀を代表する会社を創る」
楽天さんであれば
「インターネット・サービスを通じて、
人々と社会を"エンパワーメント"する」
味の素さんであれば
「私たちは地球的な視野に立ち
"食"と"健康"そして、"いのち"のために働き、
明日のよりよい生活に貢献します」
どれも会社を導いていくのに必要不可欠な
とても意味ある言葉であり、ビジョンです。
「ビジョナリーカンパニー」にもあるように
ビジョンを持った個よりも、企業にビジョンを持たせることが大事だと。
個を上回る力を持つのは、やはりビジョンが明確で、それが浸透した組織です。
ところが、うちには、なんと!
管理部門独自の
「管理部門の経営理念」
というのがあります。
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①スタッフが集中できる環境を作り
自分の本来の仕事以外の仕事が極力発生させないようにする
②スタッフのモチベーションを上げること
③スタッフの駆け込み寺であること
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まあ、これは僕が勝手に作ったんですが、
ちゃんと実践しています。
これらって、実は会社にとって
すごい大事だと思ってるんです!
ちょっと一つずつ見てみましょう!
①スタッフが集中できる環境を作り
自分の本来の仕事以外の仕事が極力発生させないようにする
例えば、営業マンが営業に出たとします。
電車に乗ります。
交通費が発生します。
営業先で交際費が発生します。
ま、普通は全部会社の経費ですよね?
いったん、営業マンが自分のお財布から
お金を立て替えたとしましょう。
さて、その営業マンが経費を会社に申請します。
営業「あの~、先日の経費を精算したいんですけど。。。」
経理「申請書出してください」
営業「あ、なるほど。申請書というのはどこに?」
経理「○○の△△にあります。」
営業「わかりました(....めんどくせ)」
...数分後
営業「あれ、これどうやって書くんだ?えっと、ここをこうして」
営業「あっ、もう。書き間違えちゃったよ。。やり直しだ。」
...30分後
営業「ふぅ~、やっとできた。すみません、これでお願いします。」
経理「これ、目的が記載されていませんね。交通費も乗換の駅名と路線を明記してください」
営業「あ、それは◎◎駅ですよ。」
経理「ダメです。出し直しでお願いします。」
営業「.....」
ようやく1時間後に申請完了。。。。
これって、ものすごい無駄だと思いませんか?
その1時間って、何も生み出してないですよね?
その間、営業マンはお客さんのところを1つでも2つでも回れるんです。
売上は営業マンしか上げられないんです。(違う場合もありますが)
であれば、こういう処理は、管理部門が肩代わりした方が
会社全体にとってメリットがあるはずですよね?
ということで、うちの会社で説明をすると
うちは営業マンがいないという特殊な会社ですが
営業マンを開発者と置き換えると、
①(開発者)経費発生
②(管理部門)経費の内訳を聞き取りにいく
③(管理部門)「経費精算書」を"代わりに"作成
④(管理部門)精算金を用意
⑤(管理部門→開発者)経費の支払・受取
⑥(開発者)受取のサイン
⑦(管理部門)帳簿処理
どうです?
開発者は、経費発生してから、内容をぺらぺらっと管理部門に話して
あとはお金受け取って、サインするだけ。
さっきの営業マンのような無駄な時間を
開発の時間にしっかりと充てることができるわけです。
経費発生が週2回あったとして
毎週2時間ずつ、無駄な事務処理に費やしていたら
月8~10時間、年間約100時間を失うわけです。
これ、アプリ1つ開発できちゃいますよw
ってことで、これはあくまで無駄を管理部門で背負うという
一つの例ですが、こういったことを何個か実施しているわけです。
②スタッフのモチベーションを上げること
これは、けっこうやっている会社も多いのではないでしょうか?
うちの場合は、
・社内軽食食べ放題!(お菓子、カップ麺、ジュース、etc...)
・社内全体飲み会!
・各チーム交流費(主に食事代) 月5000円/人まで!
といったところ。
まあ、やっぱり仕事ってストレスたまるので
発散するには、やっぱり食事かな、といったところです。
これの主催、運営を管理部門でやっています。
開催スパンや、食べ物の選定基準は
「それでモチベーションが上がるかどうか」
を常に考えて行っています。
③スタッフの駆け込み寺であること
うちは、特に管理部門は、雇用しているスタッフの
プライベートな悩みも解決しようと努めています。
「会社がなんでそんなことまで?」
と思うかもしれませんが、
実は、仕事がうまく進まないのって
その人のプライベートの問題に起因しているケースが多々あるんです。
「隣の部屋の人が、ごみ捨てずに臭くて日中までイライラしてくる」
「私も働いてるのに、旦那が家事を手伝ってくれなくて、疲労困憊。仕事に集中できない」
「子供が寝付くまで、自分も起きていないといけないから、朝寝坊してしまう」
すべてたとえではありますが
もし、これを解決したら、会社での仕事のパフォーマンスが上がるのであれば
会社にとってはメリットがあると思いませんか?
だったら、それを管理部門が解決してあげればいいじゃん、というのが僕の考え。
個人よりも会社なら救えることもあるはず。
会社って人もいるから知識も寄り合うし、資金もある。
プライベートに問題抱えているからって
解雇して、新しい人を採用するなんてことやるより
ずっといいはず。
だから、
仕事上で困ったら、各チームの上長へ
私生活で困ったら、管理部門へ
ということを実践しています。
どうです?
これがうちの管理部門の経営理念なんです。
「それ過保護だよ」
と思うかもしれないけれど、実践できたら働く人にとっては、ステキなことなんです。
他社と違う管理部門があってもいいと思いませんか?
それで結果が出るなら、なおさらいい!
みんな「企業戦略」や「製品の差別化」で
他社との競争を図ろうと
躍起になっていますが
こんな差別化もアリなんではないでしょうか?