ご注意:在宅ワークのお誘いにフォローバックはいたしません。
人物・設定はコチラ↓
久美子「…亡くなった親友の娘を育てている警察官が、娘を狙う某機関と戦う話…ん~、面白いことは面白いけど、新しさに欠けるかしら。タイトルは『その手を離すな』かあ」
あすか「久美子ちゃん、読解力上がったね」
久美子「そりゃアンタと記憶をシェアしたんだから当然よ」
あすか「そっか。じゃ、私が今まで描いた作品も…」
久美子「もちろん覚えてるわ」
久美子「これは、了くんにも読んでもらったほうがいいわ」
あすか「ああ、了くんは本、読めるようになったもんね」
了くん「悪くない。面白い。これを読むと『野生の証明』思い出すな」
あすか「あ~、バレた?読んだことある人いるかな。昔の本だけど」
了くん「あれを読んでるのは、今はもう60代から80代のお年寄りだよ。ナルシスマゾの」
あすか「あ、そうだね。了くん、森村誠一読んでたんだ」
了くん「いや、あんたの記憶」
あすか「…便利だね」
了くん「まあ、平均的なあすかっちの作品といったかんじだね」
あすか「それ、褒めてるようには聞こえない」
了くん「んー、藤村博士の古本屋にいっぱい来そう」
あすか「残念な感想だ」
了くん「そう?おれは出版社の事情は知らないから分からないけど、まあオマージュってことでいんじゃない」
編集部のナタリーさん「うーん、ちょっとこれはな…アンタの中では平凡な創りかな。話も面白いし、キャラも立ってるし、オチも悪くない。だけど、一晩眠れないほど一気に読みたい本じゃないわね」
あすか「やっぱりそうか。了くんも久美子ちゃんもそんな反応だった」
あすか「でも、書き直す気が起きないんだよ」
ナタリーさん「書き直さなくてもいいわよ。こっちで適当に調整するから。アンタの描き癖や筋の作り方、読者を引っ張り込む勢い、クライマックスまでの持っていき方、全部あたしが分かってる。任せて」
あすか「えーっ?」
ナタリーさん「ちょっと手を入れるだけで、ページをめくるのが楽しみな作品に化けるから」
ナタリーさん「ねえ、あんたさァ、お母さんに読まれること意識しすぎてない?大人の事情書くの不得意なのは分かってるけど、プロはそんなこと意識するんじゃないわよ」
あすか「怒られないようにしないと、作家やめさせられるから」
ナタリーさん「アンタいつもお母さんお母さんって言うけど、アンタの人生はアンタのものなのよ。お母さんはいつかいなくなるんだから、何でも言う通りにしなくちゃいけないとか、お母さんの嫌う内容の本を書かないとか、そういうの気にしないでいいんだからね」
ナタリーさん「アンタの人生よ。母と言えど他人。自分の人生を預けちゃいけないわ」
あすか「…うん」
================
あすかっちは今回、父親が養女を守る話を書きました。それがどうも、小さい時に読んだ、読書が趣味だった実の父の本棚にあった「野生の証明」と筋が似ているのです。
もうこれを覚えている人はほとんどいないでしょうから、あすかっちも自分なりの野生の証明を描いてみたくなったのでしょう、そしたら案外平凡だった、ということでした。
ナタリーさんからもきちんと話が来たので、「その手を離すな」は形になりそうです。11月12日、ドールの本屋で発売予定。
現実世界での発売はありませんのでご注意(笑)。
なんとなくロンサムさんのアクアリウムのお土産袋。
中身は何でしょう?(架空の設定です)
*
NHKのドラマ「税金で買った本」が終わっちゃった~
淋しいな。
*
いつもイイネ、コメ、フォローありがとうございます。
いつドン引きされないブログが書けるようになるんでしょ?
また来てね。












