あすか「よし、完成だ!また1本恐ろしい物語が出来たぞ」
久美子「今度どんな話を書いたの?」
あすか『嫁姑もの。嫁を追い出して息子と孫と3人で暮らそうとした姑が主人公。姑は息子大好きで、息子に女として見てもらいたい願望がある怪しい人」
久美子「うわあ」
久美子「『今日しゅうすけくんと夫婦に間違えられちゃった。うふ、私、昔から童顔だったもんね。孫産んだの私ってことになるわね、幸せ』ぎゃー、マジきもい!あすかっち、このお姑さんキモいわ」
あすか「気持ち悪がらせようと思って書いてるんだから、それでいいんだけどね」
久美子「孫がどういう成長を遂げるか、恐ろしいわ」
あすか「お嫁さんが取り返しに来るよ」
久美子「ああ、よかった」
あすか「このお姑さんも、子供の頃自分の母親がさらにそのお姑さんにいじめられて嫌な思いしてるんだけど、母親はお兄ちゃんにお嫁さんが来ると、お嫁さんをネチネチいびり出すんだよね。それですぐ実家出るの。で、結婚して母親とお姑さんの両方の気持ちが分かって、息子に執着するようになるの」
久美子「憎しみの連鎖なのね」
編集部のナタリーさん「やっとホームドラマ書けるようになったわねー」
あすか「今まで避けていたテーマだったからね」
ナタリーさん「息子に家を追い出されたあと、職場で息子ほど若い男にハマっちゃうってとこがおぞましいわよね。結局騙されてたと分かって、孫に会いに行くところで終わってるけど、情けなくて悲しすぎるわ。この人、身内はいっぱいいるのに孤独よね。ねえ、次はDV夫もの書いてみない?」
久美子「……このDV夫の奥さんってどうして娘を庇わないで、娘に対して『お父さんは私を殴ったりなんかしないわよ』って謎マウントするの?まともな母親なら娘を守ろうとするでしょ。どうして母娘の愛憎劇になっちゃったの?」
あすか「DV家庭のお母さんの中には正常な判断が出来なくなる人もいるからね」
ナタリーさん「あら、結局娘さんってコロされちゃったの?可哀想ね。でも、両親逮捕で終わりって平凡でつまんないわ。ここ、ひねりが欲しい」
久美子「こんなのイヤ~!アタシは爽やかな青春ものか、みんな笑って暮らせる温かいホームドラマが読みたい~!」
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あすかっちが編集部の要望でホームドラマを書き始めました。
一気に2本書き終わっています。
久美子ちゃんには不評でしたが、ナタリーさんにはウケが良かったようです。






