シンガポールのエスプラネード・コンサート・ホール。
ツヨシ「みなさん、今日はありがとうございました!」
(拍手)
日本。
あすか(左)「ツヨシくんのシンガポール土産のマーライオン、どこに飾ろうかな?」
了くん(右)「頭がライオンで身体が魚ってシュールだよな。シュールな場所にしたらどうかな」
あすか「『きれいなジャイアン』って何かシュールだから、この隣かな」
了くん「うん、シュールだ」
ツヨシ「シンガポールは暑かったよ。食べ物はチリクラブってのが美味しいんだよね。蟹を殻ごとチリソースで炒めたものなんだけど、ハサミ貸してくれて、バキバキ殻を切って中身食べるんだ。辛いよ。あとはチキンライスも美味しいね。あすかっちチキン好きだよね」
あすか「うん。チキンは大好きだ。シンガポールでチキンライス食べさせてくれるの?」
ツヨシ「うん、向こうではハイナンジーファンっていうんだけどね。チキンをゆでたお汁でお米を炊いて、そのお米の上に茹でたチキンを乗せるんだ。サッパリした味だから、多分あすかっちの口に合うと思うよ。向こうチキンが結構一般的だよ」
あすか「演奏旅行中、マーライオンパークとか、動物園、植物園には行った?」
ツヨシ「んー、マーライオンパークは行ったよ。マーライオンのクチから水がワーって出てくるんだ。8メートルのと2メートルのと2種類ある。動物園は世界の自然環境を再現しているって話だったけど、ぼくは行かなかった。迷子になったりして体調崩したら、ぼくのピアノ楽しみに来てくれるお客さんに迷惑かけちゃうからねー。ずっと交響楽団の人と音合わせしてた」
ツヨシ「あっ、ぼくのお土産がジャイアンの隣に!」
あすか「うん、これシュールだよねぇ。水が出るならバスルームに取り付けるんだけどね」
ツヨシ「うーん、これは水は出ないなー」
あすか「出たら一層シュールだよ。これって何か謂われはあるのかな」
ツヨシ「マレーシアの王族が航海中、波が荒れて、王族が被ってる王冠を海中に投げたらおさまって目的地に着いたんだ。その時頭がライオン身体が魚の生き物が現れて、この土地を治めることを認めてくれた。魚はジャワ語の『海』って名前の古代都市で、王族はこの土地をシンガ(ライオン)プーラ(都市)って名付けてシンガポールが誕生したんだ。マーライオンはそのシンボルになったんだってさ」
あすか「なんかこじつけっぽいな」
ツヨシ「お土産に買ったクッキーの箱にそう書いてあったんだよっ」
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ツヨシくんがシンガポールへ演奏旅行に行きました。
エスプラネード・シアターズ・オン・ザ・ベイという総合施設の中のコンサートホールで、クラシックの交響楽団と共にピアノを演奏したのです。客は大入りで、ツヨシくん大感激でした。
ツヨシくんのマーライオンは友人が連休中にシンガポールに遊びに行った時のお土産です。側面にI ♡ merlionと刻まれています(爆)。他にもマーライオンの由来が書かれた箱のクッキーもいただきました。なんと日本語でも載っていました。紅茶もいただきましたが、箱が可愛かったので後日、登場します。友人よ、ありがとう。