あすか「じゃあ、ポーカーで勝ったから、このラーメン私が食べるね」
(ブタとワンペアとツーペアという冴えないカードである)
久美子「私、ピラフ?」
了くん「おれにはないの?」
あすか「2人の分、ちゃんとあとで作るよ」
あすか「ラーメンのびちゃう」
(スマホの着信音)
あすか「はい」
声「もしもし」
声「石神井公園で、フルチンでキーボード弾いてる中学生ぐらいの男の子がいるんですが、おたくのツヨシくんじゃないですか」
あすか「ええ、多分うちのバカだと思います。無害ですから放っておいてください」
久美子「えーと、迎えに行った方がいいかしらねぇ」
あすか「お腹すいたら帰ってくると思うから放っておく。晩ご飯作って待っていよう」
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ツヨシくんはその晩、遅くに帰ってきました。
ひとりでキッチンに置かれたご飯を食べていました。







