コノエお祖母ちゃん「あんまり淋しいから、来ちゃった。多忙だった?」
あすか(右)「ううん、今日はそうでもない。会えて嬉しいよ、お祖母ちゃん」
コノエ(左)「私もよ。今日はお教室もないし、お友達もお仕事だし、退屈しちゃって」
あすか「今日はプペちゃんと一緒なんだね」
コノエ「ええ、プペちゃんは走り回ったりしないから、私が連れて歩かないと」
あすか(右)「うん、連れて歩くにはちょうどいい重さだね」
あすか(右)「お祖母ちゃん、プペちゃんってダックスフント?」
コノエ(左)「ええ、ミニチュアダックスフントよ」
百鬼丸(右)「ビーちゃん先輩、犬です、犬です、新しい子かな」
ビーちゃん(左)「お祖母ちゃんの犬だワン」
百鬼丸「ぼくのことは百ちゃんと呼んでください、がうがう」
ビーちゃん「ぼくはビーグル犬のビーちゃんだワン」
百鬼丸「変だな、犬語が通じない……なぜでしょう?」
あすか「百鬼丸、プペちゃんはお話はしないんだよ」
コノエ「そうね、プペちゃんはよく出来てるから、紛らわしいかもしれないわね」
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プペちゃんはいつの間にかぬいぐるみになっていました。
お祖母ちゃんはずっと淋しかったのです。