うちの劇場は予約投稿です。アップされるころ、私は寝てることもあります。
あすか「ひどい雨だったな」
ねぎっちょ「あすかっち、お邪魔してま~す」
あすか「ねぎっちょ!来てくれて嬉しい!」
アルフレッド「宅配ピザでございます」
ねぎっちょ「キャ~、嬉しい~」
あすか「こんなに?」
ねぎっちょ「大丈夫、食べきれるわよ」
ねぎっちょ「ねえあすかっち、アヴァロン島に行って帰ってきたんだって?ファンタジーキャッスルでは大騒ぎよ、生きたままアヴァロン島に入れた鬼才作家って騒がれてるわ。あすかっちの過去の本増刷されてるわよ」
あすか「印税はいってこないんじゃ嬉しくない」
ねぎっちょ「モーガン・ル・フェイ先輩と私と瀕死のアーサー王が船に乗ってアヴァロン島に向かったのがつい昨日のようだわ」
ねぎっちょ「生きたままどうやって入ったの?私でも杖の力を借りて状態ごまかして入ってるのに」
あすか「私の身体が結界を破る鍵なんだって。よく分からないけど、私は生きてるとも死んでるとも言えないから、そのせいかも」
ねぎっちょ「ふーん、じゃあキミの家族はアルフレッドとツヨシくん以外、みんなアヴァロン島に行けるのね」
あすか「仮説だけどね」
ねぎっちょ「ねえあすかっち、北欧の女神フレイヤに会ったって本当?常若の林檎を求めて、間違ってアヴァロン島に行っちゃったって語り草になってるわよ」
あすか「本当だよ」
ねぎっちょ「どんな人?神話が違うから水晶玉にも映らないの」
あすか「2メートルぐらいある身長の、綺麗な人だよ。プラチナブロンドを長く伸ばして、で青い目で、顎がしゃくれてた。モーガンに練馬に来てるから探し出してって頼まれて、仏像喫茶に入ってみたらばったり会った。白い服着てたよ」
ねぎっちょ「へぇー」
ねぎっちょ「『占いの館ねぎっちょ』に長いこと出演してなかったからこっちのいろんな情報に疎くて。だけどモーガン先輩がねえ。私もフレイヤとお友達になりたいわ」
あすか「はい、スマホの番号とメルアド」
ねぎっちょ「あすかっちしっかり連絡先交換してる~!」
あすか「さーて、食うぞ~」
ねぎっちょ「あすかっち大胆!」
あすか「ねぎっちょもガブッといきなよ」
ねぎっちょ「ね、あすかっち、またファンタジーキャッスルに住まない?」
あすか「う~ん。実は私にとりついていた次元のひずみが誰かに移動しちゃったらしくてね。その誰かが誰なのか分からないんだ。私は別世界線上を渡り歩いてきたけど全部覚えてる。でももとの世界に戻ってきても、そういうことがあったってことはどこか変わってるはずなんだけど、それが分からないんだ。このままファンタジーキャッスルに行ってまた次元のひずみ踏んだらイヤだな」
ねぎっちょ「ほんとにSFなこと体験したのね。本当に何も変わったことなかったの?」
あすか「私の記憶においては、もとの世界。アインシュタイン先生がお父さんになって、藤村博士と共同で総合診療科の病院やってて、了くんとも家族になって、クラスのみんながいて、百鬼丸やビーちゃんがいて、作家業は今大きな仕事が来ないけど、多分何も欠けたところはないと思う」
ねぎっちょ「あすかっち、記憶が書き換えられてるわ。藤村博士はあすかっちが言ってるもとの世界では行方不明で、アインシュタイン先生と共同で開業してないわよ。他におかしいところはない?誰か知らない人が入り込んだりしてない?」
あすか「……私の知る限りでは、ない」
ねぎっちょ「ここがもとの世界だとすると、地球の記憶も書き換えられてることになるわ。でも、ここがあすかっちにとって今、幸せな世界なのよね?」
あすか「まあね」
ねぎっちょ「いま次元のひずみを引きずってないなら、あすかっちが幸せならそれでいいかもしれないけど……」
あすか「ツヨシくんが成人したらお仲間になってもらって、みんなでアヴァロン島で暮らそうって思ってるよ」
ねぎっちょ「ますますファンタジーキャッスルに帰ってきてほしいわ」
あすか「もしかして、ランスロットはグィネィヴィア元王妃と暮らしてるの?伝説じゃふたりとも修道院に入って、もう亡くなってるけど」
ねぎっちょ「まだ生きてるかもしれないわよ。アーサー王が蘇って遊び歩いてるってだけでも充分びっくりだけど、それならランスロットとグィネィヴィアが生きててもおかしくないわ。さあ、2枚目のピザ……」
ねぎっちょ「予告通り、全部食べきったわよ」
あすか「いくらなんでも食べ過ぎだよ」
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あすかっちの記憶は、何かによって書き換えられていたのか、それともここも別世界なのかー。
ここの蓼科先生とグレイス先生はとまどっているのでしょうか。それとも元から緑中学にいたのでしょうか。

















