あすか「アフリカのある学校で、男の子が学費払えなくて退学したんだけど、図書室を自由に使っていいって言われたんだ。かれはそこで勉強した。アメリカの本をたくさん読んだよ」
アンバー「今日はいつもと違う趣向のお話ね」
あすか「かれの家もどこの家も貧しかったけど、子だくさんだった。かれのお姉さんは、自分ひとりでもいなくなると食い扶持が減るだろうと言って、かれがいた学校の先生と駆け落ちした」
クリスタル(左)「駆け落ちの動機が残念だわ」
あすか「かれは少しでも生活を楽にしようと、図書館で学んだことを活用して、お父さんの自転車を分解して風車を作った」
アンバー「風力発電ね」
あすか「ご名答。さすがアンバー。かれは風車をドンドン大きくしていった。風車がまわるうち、地下水が突然出た」
アンバー(右)「すごいわ」
クリスタル(左)「今回のお話全然分からないよ」
あすか「難しい話しても分かんないだろ。とにかく水と電気はアフリカでは貴重なんだ。かれはそれを村中にやったのさ。かれの村は裕福になった。どこの国の助けも借りず、かれは自分の村を立て直したんだ」
アンバー(右)「かれは学歴はなくとも立派なことをしたのね」
あすか「そう。アフリカはもう支援されるだけの国々じゃなくなったのさ。彼のような人がたくさん現れれば国は豊かになって、みんなに学力の機会が与えられて、人口爆発も抑えられるようになるよ。ユニセフの助けを借りなくとも、いつか自分たちの力だけでね」
アンバー(右)「支援が必要なのはあすかっちのほうじゃないの?」
あすか「実は……そうなんだ。最近大きい仕事来ないんだよ。作家復帰したけどなかなか……どこか仕事をくれ~」
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今日の講義でもお金は出るんですけどね。
あすかっちとしては金は天下の回りものなので、すぐなくなっちゃうのです。











