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久美子「え?あすかっちって小学校の時の通信簿、2年生まで体育以外オール『がんばろう』だったの?なんで?」
あすか「担任の先生が『まだ習ってない漢字は使っちゃいけません』って先生だったから。私、小1で漢検4級取っちゃったからね。自分の名前さえ漢字で書いちゃいけなかったんだけど、私、そういう不条理にはついていけなくて」
久美子ちゃんの声「あすかっちってやっぱり化け物ね。でもあたしの通ってた学校ではそんなことはなかった。最近こういう先生増えてるらしいわね」
久美子「なんでそんな謎ルールできたのかしらね」
あすか「面倒くさいからだよ。その先生の口癖は『規格外の子供はいりません』って主義で、私は読書感想文コンクールに出してもらえなかったし。だいたい先生は雑用が多すぎるから、生徒は横並びでなきゃやってらんなかったの。なまじ習ってないものを知ってると授業中不真面目な子もいたし。だから私は2年生まで落ちこぼれ扱いだったんだよね。」
百鬼丸「(なんと!信じられません)」
ツヨシ(右)「あすかっち、小3はお祖父さんのヤングケアラーやってたから学校来なくてオール1だったよね。ぼく、当時あすかっちってバカだと思ってたよ」
久美子(左)「あたし、あすかっちの4年生の時の通信簿見せてもらったわよ。オール5だった」
あすか「4年生の担任はまともでね。小3の時は介護の合間に必死で勉強したからね」
ツヨシ「うん、ぼくもビックリした。ぼくひらがなしか書けなかったけどオール3だったから、当時はあすかっちをバカにしてたからいきなりオール5の通知表見せられて度肝抜かれた」
久美子「それこそ不条理だわ」
久美子「よく中学受験間に合ったわよね。それにしてもそういう謎ルールっていやね。伸びる子の芽を潰すわ」
ツヨシくんの声「久美子ちゃんの通信簿だってアヒルと電信柱ばっかじゃん」
久美子「あんたに言われたくないわね」
あすか「まあまあふたりとも。今の中学じゃ習ってないことを書いてもバッテンにされないからいいよ。ただ、このままいくとIQ高い子は普通学級では学べないね」
久美子「日本は天才を潰していくことになるわね」
あすか「私、天才じゃないよ。IQは普通だから。ただ勉強のコツ掴むの得意なだけ」
久美子「信じらんない」
ツヨシ(右)「ぼく、今でもひらがなとカタカナしか書けないけど、大丈夫だよね」
久美子(左)「お好きなように、ツヨシくんの人生よ」
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雑貨屋の作文コンクールに貼り出されている小学生の作文を見て、
思いついた話です。読みにくくて驚きました。
明らかに不自然です。