あすかっちの仏像喫茶、2号店。あすかっちはおうちカフェと言ってるが使ってる意味を間違えている。
あすか(右)「すみませんねえお客様、仏像喫茶地震で壊れたんで臨時にここでやってるんですけど仏像もなくて」
お客様(左)「いいのよお嬢ちゃん、このパンケーキ美味しいわ」
あすか「了くん、何か流行してる曲かけて」
お客様「あら……この歌」
こともあろうに、夢●翔の「命に価●はないのだから」が流れてくる。
あすか「了くん、ストップ!その歌は喫茶店向けじゃないよ!」
了くん「なんで?」
あすか「ここは全年齢推奨。それで客が来ると思う?」
了くん「流行ってるんだから来るだろ」
お客様「いいのよ、命に価値があるかないかは一人一人自分で決めるコトよ。実は私もミュージシャンなの」
あすか「申し訳ありませんでした。違う曲にします」
お客様「お嬢ちゃん、実はね……」
あすか「あ……JASRACの管理下にある楽曲は、許可がないと作詞作曲したシンガー本人でも好きに歌えない、でしたね。うっかりしてました」
お客様「そうなの。自分の作ったものなのに。昔は街で流行の音楽がかかっていたわ。誰もが好きな歌をスーパーでさえ聴けたわ。でも、今はお金を払わないと何も聴けないわ」
お客様「私、いつかたくさんの人たちと、好きな歌を好きなだけで東京ドームで歌いたいわ。洋楽から邦楽まで自分の歌や好きな人の歌とごちゃまぜに。みんな自由に、お金払ったりもらったりしないで!そんなコンサートやってみたいわ」
あすか「実現したら素敵ですね」
了くん「あすかっち、なにをかけたらいい?」
あすか「なにもかけなくていい」
お客様「ごちそうさま。美味しかったわ、おいくら?」
あすか「680円になります」
あすか「素敵な人だったなー、ミュージシャンか。どうしたら素敵なお客を呼び込めるかな」
了「オレ達みんなでメイドか、アイドルみたいなキラキラのセーラー服着てみたらウケるんじゃね?」
あすか「そりゃ特殊な客しか来んわ!」
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あすかっちはお客様に「平井堅の歌は平井堅以外に歌ってほしくないし私も歌わない」とは言えませんでした。これは別問題。
夢●翔氏の歌は、私は悪いとは言いません。何度も聴きましたが今の世の中、そう思いでもしないとやってられないというご時世です。
ですが私は将来年とった時、これ深い意味も知らずに聴いて育った若い人にそんなセリフ言われたりしたくないなあ~。
でも今の若者は、これでいいんでしょうね。営業妨害はしませんよ。何が言いたいかはちゃんと分かるし、ある意味「生命讃歌」だから。
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仏像喫茶直りました。営業再開はしばしお待ち下さい。









