あすか(右)「マクレーンが娘連れてくるの珍しいね」
マクレーン(左)「ああ。令が、まだ早いのに栞里のお受験の準備とか始めてな。幼稚園入れるのにも大変だ」
あすか「そっか」
栞里「アップルパイ食べたーい」
マクレーン「まだ熱いよ、おはねちゃん(はねっ返りのおはねちゃん、という意味)」
あすか「マクレーンもすっかり父親の顔になったね」
マクレーン「子供がひとりの未熟な大人を父親に育ててくれるんだよ。親が子を育てるんじゃない、子が親を育てるんだ。お前も親になったら分かる」
あすか「フフ、なるほどね」
あすか「そろそろアップルパイ、大丈夫だよ」
マクレーン「おう」
栞里「お手々べたべた~」
マクレーン「ハハハ、ちゃんと切ってからな」
マクレーンのスマホが鳴る。
マクレーン「ママか。なんだ?」
奥さんの声「パパー、帰りに肉と人参と玉ねぎ買ってきてー。今日遅くなるわ私。カレーライスでいいわね夕飯」
マクレーン「またカレーライスかよ。毎日毎日やめてくれ」
栞里「栞里、カレーライス大好き」
あすか「すっかり夫の顔になったね。奥さんに夫として育てられてるね」
マクレーン「うるせぇ」
あすか「『うるせぇ』って口癖は直らないね」
マクレーン「うるせぇ」
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マクレーンも一人前のパパ。
彼らの時間はあすかっちのように永遠ではないけれど、思いは受け継がれていきます。
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