ねぎっちょと雑談(第3部終了) | 高峰明日香の明日はどっちだ!

高峰明日香の明日はどっちだ!

1/6のSFホームドラマお人形劇場やってます。PCオススメ。
ジェニフレ・バービー・12インチフィギュア達で構成されてます。
読む前にプロフィール欄に目を通してください。
私が監督でドールは役者です。記事は予約投稿です。

あすか「あ、ねぎっちょ、いらっしゃい」

ねぎっちょ「上がらせてもらったわ」

あすか「どーぞどーぞ」

 

ねぎっちょ「あすかっち、そろそろ生活の拠点、こっちに移したら?」

あすか「んー、中学生活楽しみたいからなー」

ねぎっちょ「事件ばかり多くて大変なのに?」

あすか「うん」

 

あすか「確かにろくでもないことが起きるけど、先生と一部の生徒で頑張ってるし。もうちょっと緑中にいたいな」

ねぎっちょ「珍しいタイプね。普通なら学校イヤでしょ。とっととこっち来たいでしょ。それにあすかっち高校卒業程度の学力あるんだから中学行ってても無駄じゃない?」

あすか「そうでもないよ。こういう時どう答えるとか、いろいろ勉強になるよ。学力だけが学校じゃないよ」

 

ねぎっちょ「しっかし、あすかっちには驚かされたわ。家中の人間ほとんどお仲間にしちゃうんだから。飼い犬まで」

あすか「うん。マンガやライトノベルの中の不死人って孤独でしょ。うちだとほとんど不可抗力でそうなっちゃったんだけど、志願した人もいたし。淋しくないからこれでもいいかなって」

ねぎっちょ「ずいぶん巻き込んだわよね」

あすか「うん」

ねぎっちょ「私、800年間ずっと淋しかったわ。身内を不老不死にするって恥ずかしいことだったから、当時は」

あすか「今はそうでもないの?」

 

ねぎっちょ「今だってやる人そんなにたくさんいないわよ。でも、総勢で不老不死になっちゃったもんはしょうがないわよね。みんな仲良く暮らせるならそれでいいのよね」

あすか「うん」

ねぎっちょ「あすかっちは2年間も気づかなかったの?」

 

あすか「気づかなかった。学業と作家業と家事忙しくて」

ねぎっちょ「ちょっと鈍いわよ」

あすか「うん。妙に力持ちになったことには驚いてる」

ねぎっちょ「は?普通気づくでしょ」

あすか「もともと力持ちな方だったし、アインシュタイン先生が『これでもっと力持ちになって、受験の邪魔した奴に復讐出来るよ』って先に言われてたからそういうものかなって。でも『絶対死なない兵』にする薬だってこと、先生も忘れてたみたいで」

ねぎっちょ「はあー」

 

ねぎっちょ「今回のことで、医療局一時大騒ぎになったのよ。そんな薬、成分通りやれば1分で合成出来ちゃうけど使いようによっては危険だから。異世界から来た医師が恐ろしいもの持ち込んできたって」

あすか「うん。悪い人の手に渡ったらまずいからね。資料全部こっちに持ってきたんだよね」

ねぎっちょ「ええ。今、極秘で研究されてるけど、どうして不老不死になるかはいまだに誰も解明出来ないの。しょうがないからアインシュタイン先生に顧問になってもらって、秘密が漏れないようにしてるんだけどね」

 

ねぎっちょ「だから、秘密を知ってる数少ないひとりのあすかっちには早めにこっち来てほしかったのよ。こっちと向こうの二重生活疲れない?私もだけど」

あすか「うーん、あんまり疲れない。他のみんなもすこぶる元気。久美子ちゃんもすっかりこっちに馴染んでる」

ねぎっちょ「そうだったわね。私もあすかっちいてくれるからもう淋しくないわ」

あすか「あ、それはよかった」

ねぎっちょ「800年の間に、こっちで出来た同僚いっぱい送り出したから、悲しかったの。何十人もいた不死人の人も寿命がないだけで、病気や事故で亡くなっちゃったし」

あすか「私は"ダイヤ"の人たちと違って頑丈だから大丈夫だよ。『何があっても死なない兵』の"キュービックジルコニア"だから」

 

百鬼丸「(ぼくたち、あすかちゃんに淋しい思いをさせたくなくて勝手にお仲間になったけど、あすかちゃんお友達いっぱいいましたね、がうがう)」

ビーちゃん「(それはそれ、これはこれ。愛するペットを亡くした時のつらい気持ちははかりしれないほどだワン。ぼくらはこれからもずっと一緒だワン、余計な心配要らないワン)」

 

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冒険者の経験があるので鹿や熊撃ち、モンスター狩りで食べていける了くんや、エージェントとして経験の長かったレオン先生、歌声で窓ガラスを粉々に出来る久美子ちゃん、そして剛力無双のあすかっちは心配ないでしょう。

 

 

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