ねぎっちょのシェアハウスにて。
あすか（左）「今日は沢渡さんと草ちゃんはどうしたの？」
ねぎっちょ(右)「二人とも中野のまんだらけに行ったわ」
ねぎっちょ(右)「はい、借りてた漫画。コレ無茶苦茶面白いわね、ヒロインがあすかっちに少し似てるわ。影響されたでしょ。９巻いつ出るの？」
あすか（左）「分からない……アニメになったから簡単には切られないと思うけど」
ねぎっちょ「ねえ、レイ・ブラッドベリの『華氏４５１度』に似たセリフ出てくるわ。もう読んだ？」
あすか「小４の時に読んだ。何か現代社会がそっくりで無気味。ホントに７０年前に書かれたものなの？」
ねぎっちょ「そうよ。ブラッドベリはSFの天才よ。未来を予見してたのよ」
ねぎっちょ(右)「さあ、あの本を読んで、あすかっちはどうする？大好きな漫画が消えちゃわないようにする方法は？」
あすか（右）「雑誌買ってアンケートはがきを出す！前に完結してからって思って失敗してるから、もう、猛プッシュする！」
ねぎっちょ（左）「よくできました」
あすか（右）「街中の本屋回って、雑誌買い占めてきたよ。さあ、アンケートはがきを書こう！」
ねぎっちょ（左）「え？私も書くの？」
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「華氏４５１度」読んだのがもう、どれぐらい昔だったかな……小学生だったか？面白くて。「本を所持してはならないという国の中で、本を焼くのが仕事の主人公がそれに疑問を持って、そこから……って物語なんですが、大人向けの本ながら子供も面白く読める､考えさせられる本です｡アメリカ文学は苦手なんですがSFは別ですね。しかもこの本、現代日本が陥ってる状態に実によく似てるのですよ。最近「NHK１００分de名著」で取り上げられて､もう一度読みたくなりました。皆さんも読んでみませんか。
もし、焼かれたのが本ではなく､あなたの大切なお人形さんだったら許せないでしょ？
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というわけで、この小説いっぺん読んでみません？
私のオススメ漫画。８巻が載ってないのは何故？