この物語はフィクションです(多少月曜日の、食事の妄想系の深夜ドラマを意識してますが)。
教授(左)「今回のアナタの小説ね、身につまされたねぇ~。スーパーヒーローになった老人が女子高生を悪から次々救っていって、名も告げず去って、最後若くて綺麗な女の人と巡り会って、最期看取ってもらうの、ああこの心境、来るなぁーって思いましたよ」
あすか(右)「恐れ入ります。『いぬやしき』みたいなの書いてくれと言われましたんで……」
教授「そっちはぼく、未だ読んでないけど……。格好よく助け出してみたいね、ぼくも。そんでチューのひとつでもしてもらいたい」
あすか「教授でもそう思われますか?こんな地位の高い人でも。生まれ変わっても教授になりたいでしょ」
教授「イヤ、もうイヤだね。来世は福山雅治になりたいですね。男も男に惚れることってあるんですよ。どうせ生まれてくるならいい男になりたいです。教授なんかにならなくていい」
あすか「はぁ~、そういうものですか(心の声:教授もけっこうイケてると思うけど)」
教授「あなただっていい男が好きでしょ?」
あすか「どうでしょうね。いい男って出世しないじゃないですか」
教授「言えてますね。男の嫉妬は恐いからねぇ、色男は早いうちから女遊びばかりして助手で終わりですね」
教授「あなたこういうお話考える時、取材したりされるんですか」
あすか「そういう時もありますし、自分で考えるときもあります」
教授「ねっちりした話、書いていて嫌になりませんか」
あすか「自分は読めませんが、書くのは好きですね」
教授「あー、ずるいですね」
あすか「女の世界って、基本的に全員が疑心暗鬼と被害妄想で出来てるんですよ。前にいた学校の文芸部じゃ上級生は『アタシの言うことが聞けないっていうの?』だし下級生は『先輩には負ける気しませんから』だし、ストレスなすり合うんですよね。面倒です」
教授「あー、キツいなあそういうのも」
あすか「女子は格の違いとか考えないから、すぐ自分と比べるんです」
教授「女子同士は争い避けると思ったんですが」
あすか「夢物語です。都合悪くなると踏みつけていきます。たくましいんじゃなくて図々しいんです。イヤですね。だから今度の学校では部活やってないです」
教授「ああそう。恐いねえ。いやー、女の子は恐い」
あすか「姉妹が同じ学校にいると、妹が姉の付き合ってる人奪いまくるんで、骨肉の争いになることもあるんですよ。妹ってお姉ちゃんのもの何でも欲しがるじゃないですか」
教授「じゃあ、姉も人格者でいられないわけですね」
あすか「人格者……うーん。うかうかしてると骨までしゃぶられますから。妹って笑顔で姉のものなんでも奪っていくんですよ。周囲から可愛がられる方法いっぱい知ってますから一見悪い人に見えなかったけどーってなるんだけど、男に媚びるの上手いからほんっと感じ悪いです。モテのためならなりふり構わずなんですよ」
教授「若いっていいなーと思ったけど、無鉄砲なのは今昔変わらないんですね。苦労してる人は損して、要領のいいひとばかり得をする。まあ、ぼくらの世界もそうなんですけど。作家ってもっとのんびりしてるかと思ってましたよ。もう何年も家族と編集者以外会ってないとか浮世離れした存在かと」
あすか「これほど世俗にまみれた商売もないですね。陰でつぶし合いですよ。そりゃもう、生き残るのに必死ですから。タイトルかぶったとか仕事奪ったとかで揉めて、雑誌で対談すれば一見仲良しに見えてマウント取ろうとタイミング窺って、もう修羅です、修羅の世界ですね」
教授「ねえ高峰さん、ぼく学長になれると思いますか?」
あすか「あ、やっぱり視野に入れてるんですね、そういうこと」
教授「男も修羅ですから。正直もうこれ以上苦労したくないですけど、それ以上に、アナタと同じく、やっぱりナメられたくないって気持ちのほうが強いんですよ…ただ、女の人と違う点あるとしたら、男は大義名分くっつけなければならないんです。面倒ですよ。男は被害妄想しませんので(※教授の持論です。当たり前にします)、腹立ちをどうにかするには、相手が自分より優れているから許せないとか以上のことが、必要なんです。男は大人になったら好き嫌いや感じがいいか悪いかだけでは周囲が納得しません」
============================
どうでもいいことばかり話してるこのお二人。
100の美辞麗句より、1の真実を。
って、ああ、もうどうでもいい話書いちゃったよ!ついでに全部の人に当てはまらないこと書いちゃったよ!
ちなみに私の出たガッコはあすかっちと違って部活、いい人達ばかりで、ずけずけものを言う私にも寛大で、今、ほんと感謝してます。
<禁・無断複製転載>








