ノンコ「どうしたの二人とも、げっそりしちゃって」
あすか(左)「明日で冬休みが終わる……」
久美子(右)「まだ疲れ取れてないのに」
ノンコ「若いのにどうしたの、しゃんとしなさい」
ノンコ(奥)「あと1日あると思えばいいじゃない、遊ぶなり勉強するなり好きにしたら?」
久美子(手前)「だってたったの1日で何が出来る?」
ノンコ「公式ひとつ覚えるだけでもいいじゃない」
ノンコ(右)「あすかちゃん、ほんとにいまどきの女子中学生にしてはテンション低いわねー。そんなんじゃ始業式の朝礼楽しめないわよ」
あすか(左)「楽しくなくていい」
ノンコ「朝礼でみんなでパプリカ踊ることになったわよ、始業式。じゃ、お母さん自分の部屋でテレビ観てる」
あすか「勘弁してよ~」
久美子ちゃんの声「あすかっち、えれぽんはどこの高校受験するの?」
あすか「私達そういう話はしないの。百鬼丸の散歩行ってくる」
あすか「ただいまー。外のほうがくさくさしなくていいかもね」
久美子「急に一人だけサワヤカになっちゃって」
あすか「家の中と空気違うからね」
あすか「久美子ちゃんもその辺ぶらついてきたら?」
久美子「お断りよ。寒いもん」
あすかっちのモノローグ「(実は私は、えれぽんの受験する学校がどこか知っています。でも、久美子ちゃんには言えません。中学生というのはまだ感情だけでものごとがなんとかなると思っている年頃だからです。だから、知るのは出来るだけ遅い方がいいと思います)」
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あすかっちのラストの言葉の意味はさておき、冬休みが終わりに近づいています。久美子ちゃんは宿題がなくなった代わりにテストが大口開けて待っています。あすかっちもこの寒いのに百ちゃんの散歩。残り一日持て余して、無駄な一日が終わります。









