あすか「そうだったの。避難所でそんなことがあったんだ。やだねー」
花織「そうなの。赤ちゃんや小さな子やいろんな人たちがいて、悲鳴上げる空気じゃなかったの。消灯後、男の人が花織の毛布の中入ってきて、胸とお尻サッと触ってすぐいなくなったの。避難してきた人だよ?これからどっかで出会うかもしれない近所の人だよ?誰だか分からないけど信じらんないよ」
あすか「ひどい話だね」
あすか「避難所、うちはガラガラだったからなあ。花織ちゃん、つらかったね」
花織「うん。翌朝ママに言ったら我慢しなさいって言われた。女の子だからしかたないって。消防団の人にも言えなかったよ。避難最終日にブラ2枚なくなってるのに気づいたよ。くやしい」
花織「花織、もう何があっても、どんな災害があっても、絶対避難所には行かない」
あすか「……うーん。なんで避難してきてまで痴漢や下着泥棒しに来るかなぁ。理解の外だ。連中にとっては台風もただのお祭りだったんだね」
花織(右)「あすかっちだったら助け呼んだ?」
あすか(左)「呼ばないね。黙って枕の下のはさみを素早く抜いて開いてチョッキンだね。公立中学だからもう退学にはならないだろう」
花織「……恐っ。あ、でも花織、何もしない方がいいとは思ってないからね?」
あすか「もちろんだよ。花織ちゃんは一見おとなしそうだから狙われやすいんだよね。お互い気をつけよう、普段普通の人でも非常時にはオオカミってのがゴロゴロいるんだから」
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花織ちゃん、災難でした。避難所でそういうことがあるなんて誰も考えません。避難所でも一人で行動しない方がいいですね。
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