西の皆様、台風の中、いかがお過ごしでしょうか。
本日、こちらは雨が降ったりカーッと暑くなったり天気がごちゃごちゃした一日でした。テレビも台風のニュースが沸いていますが、どうかお気をつけてお過ごしくださいませ。
久美子(左)「ニュース見た?義理の父親も悪いけど血を分けた子供を守れなかった母親も許せないわ。あたしだったら絶対子供連れて逃げるわよ」
あすか(右)「ふーん」
久美子(左)「その母親なんてまだ若いけど、うんと重い罪になって刑務所内でいじめられればいいのよ」
あすか(右)「……」
テルコ「久美子、感情でものを言うんじゃないの。義憤は恥ずかしいことよ。子供連れて逃げようにも経済的に自立できるシングルマザーがどれだけいると思ってるの。ノンコ観てると分かるでしょ。あんたまだ自分の力で1円も稼いだことないじゃない」
久美子「でも子供が可哀想だわ!子供は親を選べないのよ」
テルコ「親だって子供を選べないものよ。その親にも子供時代はあったの。おそらくこれ以上味わえないほどの恐ろしい、ね。のんびり暮らしてきた久美子が強く感情移入するんじゃないの、みっともないわよ」
久美子(左)「子供に罪はないじゃない……あすかっちもそう思わない?」
あすか(右)「理屈ではね。私は税金自分で払ってるし食費住居費入れてるからね。その子供には同情する」
久美子(左)「くやしいっ!なにさ」
(久美子ちゃん、あすかっちのゲーム機のコンセントを引っこ抜く)
あすか(右)「あ、まだセーブしてないのに」
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一見正しく聞こえる久美子ちゃんの声。
一見冷たく感じるテルコ伯母さんとあすかっちの反応。
だけど、親だって万能ではないのです。
悲しい事件があっても、周囲の声が「母親は何をしていたんだ」と母親ばかり責め立て、社会復帰を難しくしています。
遠くから「かわいそう」と言う人は、その子の面倒を見られますか?
久美子ちゃん、よく考えてものを言いましょう。
普段なんにも考えていないようなテルコさんですが、恵まれていることを申し訳なく思うほど浅はかではないのです。
もちろん、老若男女誰もが安心して暮らせる社会ならば、何も問題はありませんが。








