あすか(左)「栄中学校にはもう慣れた?」
一条さん(右)「ハイ」
あすか「校則厳しいって聞いたけど、大丈夫?」
一条さん「煌星学園とあまり変わりません」
あすか(左)「えっ!そんなに厳しい?」
一条さん(右)「私、この環境しか知らないので困ってません。ただ、いま共学なので少し恐いです」
あすか「やっぱりなー」
一条さん「大丈夫ですよ、あすかさん」
一条さん「もう人や動物をかたどったものを見かけても、破壊しなくていいんですから、ずいぶんラクになりました。自分が今までいたのはカルトの学校だったんだって改めて思います。これがないだけでもずいぶんプレッシャー違いますよ」
あすか「そっか。校則でやれっていったことをやるたび捕まってちゃつらいよね」
一条さん「私と綾小路さんと伊集院さんだけが馬鹿正直に偶像壊して回ってたんです。他の生徒は見かけてもスルーしてました。それを、地獄に落ちるとせせら笑っていた私達が愚かでした」
一条さん「煌星学園がなくなったなんて、今でも信じられないけれど、自分の7年間はなんだったんだろうとか、残り1年間で働きに出なきゃならないとか、まだ心がごちゃごちゃなところありますけど、いつか笑って過ごせるようになると思います」
ツヨシ「あ、いたいた、ノンコ先生に聞いたらあすかっちのところに来てるって言ってて~あすかっちの携帯いつもつながらないし~あの、一条先輩!」
あすか「貴様、美少女と聞けばどこへでも出没して、恥を知れ」
ツヨシ「違うよ」
ツヨシ「あの、ここの高校の資料なんですが、この高校、カルトの洗脳が解けたばかりの人や、反社会勢力から逃げてきた人や、ヤのつくところの子女対象で、推薦入試の場合面接と小論文だけで受かったら奨学金が出ます。在学中に資格がいっぱい取れます。先輩にピッタリだと思うのでどうか進学を考慮してください、あ、それからぼくのピアノコンサートの招待券もこの中に入れておきましたんでぜひ」
一条さん「まあ、私に?ありがとう」
一条さん「おふたりとも、気にかけてくださってありがとうございます」
ツヨシ「いえっ、お役に立てるならいつでもっ」
あすか(右)「こころちゃんと綾小路さんは?」
ツヨシ(左)「伊集院さんと綾小路さんは洗脳が解けてても、発砲して人をケガさせてるからってのと、またおかしな活動二人だけでやってる様子だから推薦は無理みたいだ。3科目がっつり勉強しないと」
あすか「ふーん。学帽なんかかぶっちゃって、ツヨシくんてば、くくく」
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ツヨシくん、美味しいところ持ってったねえ。
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