あすか(右)「久美子ちゃん、また学校へ行けなくなっちゃったの?」
久美子(左)「ほっといて」
あすか「いいけど…久美子ちゃん最近ご飯もほとんど手をつけてないよね。のーみそが餓死するよ」
久美子「なにその変な表現」
あすか「のーみそは糖分欲しがるから」
久美子「それ100回以上聞かされたわ」
学校。
ゆきな(左)「久美子ちゃんは大丈夫なの?」
あすか(右)「一応、手は打っておいた」
あすかっち宅。
アインシュタイン先生(左)「あすかちゃんから往診頼まれたんだけど。ご飯食べられないって?思い当たることある?」
久美子(右)「あすかっち、余計なことを」
アインシュタイン先生「誰にも言わないから。学校に行くことも強要しないよ」
久美子「じゃあ…実は、対人関係で、学校行けなくなっちゃったんです」
アインシュタイン先生「喧嘩して、それで仲間はずれにされたの?」
久美子「いえ実は、そういうわけじゃないんですけど」
久美子「私、他人との距離の取り方がヘタなんです。初対面つっけんどん、次はなれなれしくしすぎたりよそよそしくしすぎたりして、よく誤解されるんです。自分でも分かってるんだけど、自分ではコントロールできなくて。それで引かれることがあって、今回も嫌われたかなって。そしたらご飯食べられなくなっちゃって…」
アインシュタイン先生「そうだったのかー。いま、学校関係以外で、お友達と呼べる人いる?久美子ちゃんの性格をある程度分かってくれるような」
久美子(右)「あすかっちとゆきちゃんとキラりんと…」
アインシュタイン先生(左)「うん、今いるお友達を大事に出来ればそれでいいよ。それに学校はいつでも行けるから。食欲増進剤出しておくから、食べられるようになるまで学校お休みしよう。無理に行くようなところじゃないよ」
あすか「久美子ちゃん、往診どうだった?」
久美子「教えてなんかあげないわよーだ」
数日後。
あすか「あれ、うちの学校の制服の人が来てる」
あすか「久美子ちゃん、久美子ちゃんのクラスの人が迎えに来たみたい」
久美子「え?ほんと?」
あすか「さあ久美子ちゃん、制服に着替えて!よかったね」
あすか「あ~、安心した。久美子ちゃん、よかった~」
夕方。
アルフレッド(右)「久美子様がお元気になられたのはよかったですが、ほっとしすぎてお嬢様が学校行くのを忘れるというのはどういうおっちょこちょいですか」
あすか(左)「…なんにも言い返せない…」
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久美子ちゃん、アインシュタイン先生にはどうにか心を開けたようです。実は久美子ちゃんは非社交的な子ではありません。小学生の頃は誰とでも仲良くしようとしてました。しかし、日本式のお付き合いの仕方についていけなくて、心を閉ざしていました。
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