あすか(右)「あ、シスター・クラレンス、いらっしゃい」
シスター・クラレンス(左)「お邪魔してます。いま、あなたのお母様とお話しさせていただいたのだけど、毎週日曜日に数学専門の無料塾としてここを開放しているそうですね。すばらしいことです」
あすか「恐れ入ります」
シスター・クラレンス「当校でも数学に悩む生徒たちにぜひ教えをこいねがいたいものですがいかがかしら?もちろんタダというわけではなく」
あすか「母は公立校の教師なんでそういうお代は受け取れないんです。それに今のままで精一杯なんですよ。うちに来る生徒たちは苦手な数学を少しでも修得したいとか、家の事情で普通の塾に通うだけの経済的余裕がないとか、学校そのものに行っていないとか、本当の意味で困ってる家の子ばかりだから、習熟度もまちまちで。少数だけ予約を取って教えてるんです。私立校の生徒まで引き受けられないですよ」
アルフレッド「アイスコーヒーをどうぞ」
シスター・クラレンス「まあ、あいかわらずすてきな執事さん」
シスター・クラレンス(左)「そう言うと思ったわ。うちの学校も、経済力はあってもなかなか伸びない子や有名・著名人子弟枠で来た梅組の生徒がいまいちだから、やる気を出させてくれる教師が欲しかったのですよ」
あすか「学校でまだ余裕のある先生に頼んで、聖フルールでも日曜の無料塾を開いては?ボランティア精神が評価されるかも」
シスター・クラレンス「そうですね。うちでもやってみようかしら」
結局。
蓼科(たてしな)先生「予約してきた生徒、誰も来ませんけど…」
グレイス先生「やはりせっかくの休みに勉強したい梅組の生徒は無料でもいないのでは…」
(;・`ω・´)(;・`ω・´)(;・`ω・´)(;・`ω・´)(;・`ω・´)(;・`ω・´)
お嬢様学校である聖フルール女学院。
ここに有名人子弟枠で来た生徒はいまいちその気にならないようです。









