あすか「え?メイメイは香港に住んでたの?」
メイ「うん、お父さんのお仕事の都合で香港行って、私はそこで生まれたの。住んでたのは4歳までだけど」
あすか「翡翠が安いって聞いたんだけど。従姉と友人が石好きなの」
メイ「安い翡翠はみんな偽物よ。綺麗なものはすっごく高いわよ。日本で買ったほうがいいと思うわ」
あすか「そうなんだ」
あすか「香港はいいな、ホットトイズがあって」
メイ「ホットトイズって何?」
あすか「香港のフィギュアの大手の会社」
メイ「知らない~フィギュアスケートやる人知らない」
あすか「そのフィギュアじゃなくて、こういう感じのフィギュア。アメリカンコミックやハリウッド映画のヒーローをアクションフィギュア化してるの。凝ってるよ。だからもし香港行ったら買い放題かなって」
メイ「それは知らなかったけど、あすかっちヲタクなんだね~」
メイ「私もヲタクなの、乙女ゲーの。『アンジェリーク』から知ってるわ」
あすか「す、すごいね」
あすか「あ、久美子ちゃんおかえり」
メイ「お邪魔してます」
あすか「石好きの従姉の久美子ちゃん。久美子ちゃん、こちらは…」
あすか「久美子ちゃん!」
メイ「私まずいことしちゃったかしら」
あすか「久美子ちゃんは、ただの人見知りなの。最初は誰にでもああいう感じ」
あすか「でもあの態度はないよね、よく言っておくから」
メイ「フフ、ああいうタイプを陥落させるの楽しみ♪」
その夜。
久美子「ひどいわよあすかっち、明後日はもう始業式よ。浅草橋のストーン街いつ一緒に回ってくれるの」
あすか「明日どう?」
久美子「え?明日?嘘よ、また誰か知らない人が訪ねて来てここで一日喋ってるんだわ」
あすか「大丈夫。明日は私より石に詳しいゆきちゃんも来るよ」
あすか「小学生じゃないんだからさ、大人げない態度はやめてね」
久美子「ゆきちゃんはいいのよ」
あすか「他の人にも慣れてね。初対面でも恥ずかしい態度取らないで」
久美子「とにかく、明日は絶対一緒に行ってね」
翌日。
ゆきな(左)「あ、来た」
久美子(右)「え?」
あすか(右)「メイメイも入って4人でストーン街に行こう。メイメイは翡翠とか詳しいよ」
ゆきな(奥)「翡翠!頼もし~い」
メイ(中央)「よろしくね、久美子ちゃん」
久美子(左)「な、なんでこうなっちゃうのよ!」
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人見知りの久美子ちゃん、試練の日でした。
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