前回の続きです。
あすか「それでね、すごいの。すっかりきれいに片付いて、気持ちよくお茶飲めた~。沢渡さん思いきったな~って感心しちゃった」
アルフレッド「シェアハウスの方々は大変ですな」
アルフレッド「お嬢様」
あすか「ん?」
アルフレッド「断捨離しましょうか、このお部屋も」
あすか「ええっ?」
アルフレッド「まずは机周りから。飾り物がいっぱいで、お勉強やお仕事の時、気が散りませんか?」
あすか「捨てるものはないから!」
アルフレッド「私はですねー、ちょっと前からここにあるこのレトロな電灯は邪魔だと思っているんですよ。電灯つけているの見たことがありませんね、これは要りませんね」
あすか「わっ」
アルフレッド「ほら、可愛らしい小物が出て来た。他にも隠れていた物がいっぱいあるでしょう」
あすか「…うん」
アルフレッド「机の下も。この地球儀、お嬢様がアンティークショップから買ってきてからずっと、眺めているのを見たことがありません」
あすか「捨てないで~!せめて物置にしまって」
アルフレッド「しかたないですな。それではそういたしましょう。後ろのオーブンはキッチンへ持っていきましょう」
アルフレッド「あの紙袋の中身はなんですか?」
あすか「GIジョーと…あとなんだろう?」
アルフレッド「そのようですな。一緒に入っていたのはアナログレコード?うちにアナログレコードのプレイヤーはありませんよ」
あすか「じゃあ、レコードと紙袋は断捨離で」
アルフレッド「大変結構」
アルフレッド「このお嬢様の二挺拳銃用ショルダーホルスターは奥様に見つかるといけませんから上手にお隠しなさい」
あすか「…うん分かった」
アルフレッド「レポート、雑誌社に送る写真は一つにまとめて…それから、この辺の雑貨は要るんですか?」
あすか「わ~、全部頂き物だから捨てたらダメ~」
アルフレッド「お嬢様、私はなんにもないお部屋は好きではありませんが、ゴミ屋敷状態になって一年に一度も触らないもの、見ないものは存在していないのと同じです、この辺留意しておいてくださいね」
あすか「分かったから次行こう次」
アルフレッド「ベランダは大丈夫ですね。花ぐらいつけるものがあれば
いいんですが、奥様の管轄ですし。あとは久美子様の鞄を持って行ってもらいましょう」
アルフレッド「これはひどい。ここはお嬢様が片付けてください」
あすか「分かってる、分かってるよ」
アルフレッド「ま、こんなもんでしょう。小さくなった靴は処分ですね」
あすか「うん」
あすか「…あんまり片付かなかった」
アルフレッド「続きは明日やりましょう。布ものはこのコロコロでホコリを取ってください」
チャイムが鳴る。
あすか「私が出る」
あすか「アルフレッド!沢渡さんからEVAのアクションフィギュアもらっちゃった!」
アルフレッド「いけません!申し訳ないなんて思ってはいけません!断捨離するのですから、モノをこれ以上増やしてはなりません!」
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いまだ、机の上にはちぐはぐなモノが雑然と並んでいます。
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