ナタリーさん(右)「この原稿はボツ。書き直し」
あすか(左)「え~、なんで?」
ナタリーさん「コラムでペットや育児に触れるのはネタ尽きて行き詰まった作家の証拠よ、覚えておきなさい」
あすか「え?好感持てそうな感じに仕上げたよ。なにがまずいの?」
ナタリーさん「作家は嫌われてナンボよ、この程度の文章ならネットのペット・育児ブログ検索すればいくらでも出てくるわ。紙の本で買いたいと思わせるには、あすかっちの場合、毒が必要なの。もっとブラックにやって。読者に好かれようとするのはただのブロガーのすることよ」
あすか「うーん」
ナタリーさん(右)「どうしてもペットを出したいなら、佐藤愛子先生の『九十歳。なにがめでたい』の中の、佐藤先生の別荘の前に捨てられた子犬が狐にさらわれそうになった時、先生が助け出してその後ずっと犬に慕われ続けていた話とかを参考にしてみて。もう時間が無いから持ってこられないけど、今は電子書籍ってものがあるから」
あすか(左)「えー!それ買えっての?」
ナタリーさん「イヤなら自分の頭で考えるのね」
あすか(左)「ただ猫の里親、それで来るかな~」
ナタリーさん(右)「それはあすかっちの腕次第」
あすか「分かったよ、書き直すよ」
ナタリーさん(左)「逆にブロガーが作家の書くような文体で書くと『なにこの女バカ?生意気』って炎上するわよ。それがいったん作家の看板がついちゃうとコロッと『そうだそうだ、スカッとする』って変わっちゃうから不思議よね。人間って手が届くものには冷たいけど、雲の上の人のことはあがめ奉るもんなの。もちろんいずれアンチが出て来て叩かれるけどね。でもお金もらえるだけマシよ、作家は」
ナタリーさん「それにしても、猫を置き逃げか~。ひどいことするわよね」
ナタリーさん「どれどれ…。『やい貴様、よくもうちに雑種の猫3匹も置いて行きやがったな。ミックスとかいまはいうけど雑種じゃねえか。猫は一日中せんべいみたいに寝てるのと鍋の中にぴったり納まってるのと、かまってちゃんの世話で、こちとら宿題する時間もない。勝手に行方不明になるって何考えてるんだよ。良心のかけらでもあるなら一匹ぐらい迎えに来い。今、里親探しで大変なんだよ。せめて去勢・避妊手術済みの寄越しやがれ。うちで全部やるはめになったぞ』うん、こんな路線でお願い。シンプルだからなんかひねってみて」
あすか「…こんなの読んだら私の人格誤解されるよ~」
ナタリーさん「作家は善人じゃ稼げないわよ」
あすか「これ以上は書けないからね」
ナタリーさん「ま、こんなもんでしょ。お疲れ様」
あすか「あー、よかった」
ナタリーさん「じゃ、今年はあすかっち仕事納めね。よいお年を~」
あすか「みんなに嫌われたらどうしよう」
ナタリーさん「作家は孤独好きでないとつとまらないわよ。覚悟しなさい」
あすか「さあ、遊ぼうか」
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