キラりん「…机からクサヤの干物の匂いがする」
ゆきな(左)「私の机の中にも入ってる」
あすか(右)「で、私の机の中には入っていない」
ゆきな「つまり、上野小路さんのしわざだ。クサヤの干物って高価なんだってね」
蓼科(たてしな)先生「おはようござ…ウ、この匂いはなんですか!」
シスター・クラレンス「上野小路さん、立ちなさい」
上野小路さん「やったのは私じゃありません!その証拠に私の机の中にも入ってます。高峰さんの机だけ入っていませんから、彼女が犯人です」
シスター・クラレンス「なんで高峰さんの机に入っていないと知ってるんですか?あなた遅刻したでしょう。本当は誰よりも早く来ていたのですね」
上野小路さん「うっ」
シスター・クラレンス「上野小路さん、放課後残ってください。保護者の方をお呼びします」
上野小路さん「私、知りません」
シスター・クラレンス「同じ言葉を二度繰り返させるのですか?」
上野小路母「うちの子はそのようなことをするように育ててはおりません。高峰さんとかいう下賤な家の子が犯人に決まってます」
上野小路さん「そうです。私は庶民とは違います」
シスター・クラレンス「主の御前には誰もが平等です」
上野小路母「私はPTA会長ですよ。それに寄付金も言い値で出せます。校長のひとりやふたり、私が主人にひとこと言えば」
シスター・クラレンス「あいにくここは私学です。校長の覚えめでたくないお子さんは、いつ退学になってもおかしくないのですよ」
上野小路さん「だいたい証拠は残ってるんですか?防犯カメラに私の姿ありました?」
シスター・クラレンス「あなたはよく口が回るように、手回しもよいようですね。ですが防犯カメラはもともと偽物です。本物はあなたには手の届かないところ、他の生徒にも分からないところに設置してあります。視聴覚室に行く勇気はありますか?」
上野小路母「麗美、帰りましょう。不愉快だわ」
数分後。
あすか「は?私が上野小路さんにいじめられている?なんですかそれは。そりゃ上野小路さんは意地悪いですけど…」
シスター・クラレンス「自覚がないというのはあなたの強みですが、周囲が迷惑します。少しご用心なさい。ああ、ここまで鈍いとは…」
シスター・クラレンス「ですが自覚がないなら怨みもありませんね。上野小路さんのために祈ってあげてください」
あすか「はい、いいですよ?…忙しくて気がつきませんでした」
シスター・クラレンス「ひとりで行動しないようにするんですよ」
あすか「腕力には自信があります」
シスター・クラレンス「自分を過信してはなりませんよ」
あすか「あっ、ふたりとも」
キラりん(右)「江古田まで送っていくわ」
ゆきな(左)「おうちまで送るね」
あすか「ほんとは足手まといだけど、ありがたいよ。シスターも信じてくれるし…」
シスター・クラレンス「あなたは時々暴走しますが、悪気はありませんからね。不可抗力と思ってますよ。ではお気をつけて」
翌日。
あすか(右)「上野小路さん、その靴下の穿き方、違反だよ。直して」
上野小路さん(左)「規律委員になったからっていばらないでよね」
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やっぱりシスターは誤解しています。
あすかっちはこういうことには図太いのです。
あすかっち トトコオリジナルリナ
ゆきちゃん タカラ赤毛のアン
キラりん キャッスルシオン
シスター・クラレンス リカちゃんのお祖母ちゃんエレーヌ
上野小路さん ダイソーのエリーちゃん
蓼科先生 バービー
上野小路母 バービー

















