あすか「テルコ伯母さん、しばらく姿見かけなかったね」
テルコ「夫の仕事の手伝いよ。税理士の妻ってけっこう大変よ~もう2月3月は地獄だわ」
あすか「そういえば私もはじめて確定申告やったな」
テルコ「大丈夫、それも夫が手がけたから。税金どっさり来るわよ」
あすか「今日はファンタジー小説のプロットでも練ろうかと思ってる。春休みでようやく時間取れそうだし」
テルコ「そりゃちょうどいいわね。久美子はどこに行ったのかしら、ずいぶん遅いわ」
テルコ「雨で電車止まってないといいけど」
あすか「たぶん大丈夫だよ、ビニール傘どこかで買ったんじゃないの」
テルコ「あれほど降るから持ってけって言ったのに…また原宿行ったのかしら」
久美子(中央)「ただいま」
テルコ(右)「遅い!こんな天候でスカウトが現れるわけないでしょ」
久美子「目立つかなと思ったんだけど」
久美子「今日も声かけられなかったなー」
テルコ(右)「久美子そろそろ諦めたら?どこの事務所に書類送っても連絡なかったし、たまにいい話があると思ったら下着モデルだったり、学校にバレたら困るわよ」
久美子(左)「だって一生の目標なんだもん」
テルコ「もう15歳に…あっ、今日お誕生日だったわね、ごめん忘れてたわ、15歳になったんだ、今から売り出すには遅くない?」
久美子「芸能事務所は23歳までは入れてくれるわよ」
テルコ「じゃ、お風呂入ってらっしゃい」
あすか「さーて、それじゃ小説の案を練るか。15歳を迎えた女の子がシンデレラめざして舞踏会行ったけど偶然現れた怪獣やっつけて勇者にスカウトされるってかんじで…」
あすか「んで王子様と冒険の旅に出て…あれ、携帯鳴ってる」
あすか「あれ、岬さん?」
岬さん「今晩中にコラム3つ書いてくんない?中学生の目から見た今の日本と、大河ドラマの感想と、普段心がけてる災害対策について」
あすか「ファンタジーとかのお仕事はないの?」
岬さん「今やってる大河ドラマが充分ファンタジーよ」
あすか「なかなか思ったものは叶わないなあ。夢って厳しいな」
(;・`ω・´)(;・`ω・´)(;・`ω・´)(;・`ω・´)(;・`ω・´)(;・`ω・´)
夢は思った形ではなかなか叶わないようです。















