シルバーウィーク開始。
あすか「こういう時に限って仕事が来ない…。短期間の塾でも申し込めばよかったかな」
ノンコ「よかったわ。あすかちゃんの学校受けたいって小学生の親に聞かれたのよ。組み体操は危険だからやらせたくないって」
あすか「そのかわり、もれなく礼拝(ミサ)がついてくるけど」
ノンコ「娘の学校の体育祭にも行けない親でごめんね。じゃ、会議があるから」
あすか「気にしないで。気をつけて行ってきてね」
あすか「あれ?こころちゃん?煌星学園ってほんとに休日でも制服のガッコなんだね」
あすか「はあ?それフィギュアだよどういうこと?」
こころ「ある国の宗教警察が小さな女の子から着せ替え人形を没収したわ。わが煌星学園も負けていられないもの」
あすか「そこキリスト教じゃないだろ!ますます分かんないよ!」
こころ「百も承知よ。わが煌星学園が掲げる聖マルシアーナのように偶像を破壊して掴まるなら本望よ」
あすか「こころちゃん、偶像と玩具の区別ぐらいつくだろう?やめろって」
あすか「あ、首もいだ!ひどいじゃないか」
こころ「わっ」
こころ「うわーん」
あすか「キリスト教でもカトリックは教えを、字の読めない人にも物語が分かるように画や聖像で説明したんだよ。だから偶像崇拝でもなんでもないわけ。人の大切にしているものを自分のわがままで壊すなんて、きみはクリスチャンじゃない、ただの狂信者だよ」
あすか「きみよりシスター・クラレンスのほうがまだマシだよ。おととい来い!」
ノンコ「ただいま。あらどうしたの、まるで部屋で体育祭やったかのようにぐちゃぐちゃね。人形で組み体操したの?」
あすか「ま、まあね」
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こころちゃんの通学している煌星学園はカトリックという設定ではありますが、聖マルシアーナという、ローマ神話のディアナ像の首を切り落としてとらえられ殉教した聖女の理念を掲げているため、一切の偶像を禁じるという決まりがあります。煌星学園の生徒は人物を写真に撮ることを禁じられていますし、着せ替え人形で遊ぶこともできません。当然卒業アルバムもありません。
本来、ユダヤ教が母体となっているキリスト教ではモーセの十戒に書かれているように「偶像を拝んではならない」のですが、キリスト教最大の宗派カトリックでは、字の読めない人のために聖像や画像で説明しました。で、なんでユダヤ教が偶像を禁止したかというと、ギリシャ・ローマなど他の宗教の人達と違って手先が器用でなくて像を造れなかったからだという説が有力です。
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