ひと夏の思い出 | 高峰明日香の明日はどっちだ!

高峰明日香の明日はどっちだ!

お人形劇場。永遠の時を生きる「ジルコニア」の少年少女たちの日常と夢と愛と悩みがドールによる劇場で石神井公園・池袋・新宿を舞台に繰り広げられます。闇深いです。コナン時空です。1/6ドール(ジェニー・リカ・バービー・六分の一男子図鑑等)注意:PG12



あすか「今回のシッター代に、まさかこれの世話は入ってないだろうな」

ロイ「入ってないよ。でもパパと一緒に獲った大事なカブトムシだから連れてきた」



あすか「昨日デパートで全く同じカタチのケースと木とカブトムシ売ってるの見かけたが」

ロイ「エヘヘ、バレたか。でもカッコイイだろ?」

あすか「悪くないよ、ただ…」



あすか「うちには虫が大好きな狩りの名人がいるんでね。目を離さないようにしないとカブトムシの安全は保証出来ない」

ロイ「あー、猫!まいったぜ!」

あすか「もしものことがあっても文句言わないと念書を書いてもらおうかな」

ロイ「そんなんいらないって」



あすか「というわけで今日一日、カブトムシとにらめっこしててくれ」

ロイ「部屋に籠もってろって?庭見せてよ」

あすか「なんだそりゃ」

ロイ「おれの国では客に自分ちの庭見せたりするんだ」

あすか「鉢ならあるが」



ロイ「あれ?花がない」

あすか「そこにあるのは葉を愛でるんだよ。花は咲かない」

ロイ「花とかやらないのかよ」

あすか「あいにく、つい最近まで花を綺麗だと思ったことがなかったんだ」

ロイ「えー!」



ロイ「だって、男子が虫大好きなように、女子は花が…」

あすか「まあ、今年はじめてラベンダーの鉢を買って花をお茶にしたら綺麗だと思えるようになったよ」

ロイ「ママがよくおれにハーブティー作ってくれるけど、そういうことがきっかけなわけ」

あすか「ああ」

ロイ「…ところで猫、目をきらきらさせてこっち見てるんだけど」

あすか「そりゃ、とびっきり魅力的なエモノが目の前にあるからな」



ロイ「なんとかしてくれよ、落ち着かねーよ」



あすか「うにちゃん、今日はキッチンでおとなしくしててくれ」

うにちゃん「ニャア(あれ欲しいですにゃん、アレで遊びたいニャン)」

あすか「ペットは耐え忍ぶのだ、エアコン入れてやるから」



あすか「まあ、危険なのは猫ばかりとは限らないけど」

ロイ「とりあえず安心したぜ。虫だから命短いし、気をつけないとな」



ロイ「ハーブティー?」

あすか「子供用に薄めたよ。あとちょっとでママが迎えに来るよ。カブトムシに飲ませるなよ」

ロイ「飲ませないよ!」



あすかっちのモノローグ『翌日、玄関先にでっかいラベンダーの花束とメモが置いてあった。メモに名前はなかったけど、ひとこと、カブトムシに逃げられたと書かれてあった』


( ´艸`)( ´艸`)( ´艸`)( ´艸`)( ´艸`)


blueroseさんから来たカブトムシ飼育セット、色々使えそう…♪




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