ゆき母(左)「ゆきな、ハンカチ持った?筆記用具忘れてない?明日で中間テスト最後だから、早く帰ってきなさいね。テストしっかりやるのよ。名前書くの忘れないのよ」
ゆきな(右)「はーい、行ってきまーす」
グレイス先生「それではみなさん、これで今日のテストを終わります。明日で終わりますから、たっぷり睡眠を取ってください」
ゆきな(中央)「うわああん、全然できなかった~。お母さんに怒られる~るる~」
あすか(右)「大丈夫?帰りひさしぶりに仏像喫茶行ってマクレーンに慰めてもらおうよ」
キラりん(左)「あ、あたしは試験勉強あるからパス」
ゆきな「今、中間テストの真っ最中なの。テスト全然うまくいかなくてお母さんに怒られちゃうよ。なんでテストなんてあるんだろ?」
マクレーン「うーむ。人生そのものがでっかいテストみたいなもんだからなあ」
ゆきな「そんな謎かけみたいなんじゃ分かんないよ」
ゆきな「どうして世間に出たら絶対使わないような単語覚えなくちゃいけないのかなあ」
マクレーン「それは最低限のことだからな」
ゆきな「え?」
マクレーン「義務教育ってのは人生で最低限覚えておかなけりゃならないことを教えてるんだ。逆に言えばこれをパーフェクトにこなせることが人生の大前提なんだ」
ゆきな「無理だよ、そんなの」
あすか「マクレーン、もうちょっと現実的に話してくれないかな」
マクレーン「大人になれば毎日が結果を出さなきゃならないテストのようなものの連続になるんだぜ?トップでなきゃやってられない仕事ってのもある。ナンバーワンの奴がたくさん集まって、世の中を動かしていくんだ。その準備段階が今のお前らだよ」
マクレーン「夢だの仲間だの謳ってる職場なんてブラック企業だよ。世間に出れば毎日が競争だ。つまらないが時には新しい発見もあるであろう毎日をありがたく受け入れな。人生を卒業するまで、苦行だということさ」
マクレーン「『さとり』だよ」
マクレーン「じゃ、般若心経を写経していきな」
マクレーン「会心の作というほど丁寧な字で書けたら、そのランチおごってやるぜ」
ゆき母「ゆきな!明日もテストあるのにこんな遅い時間までどこで何をしていたの?」
ゆきな「ごめんお母さん…67枚写経したけどさとれなかったの…るる~、やっぱり怒られるんだねぇ」
o(TωT )o(TωT )o(TωT )o(TωT )o(TωT )o(TωT )
ゆきちゃんはどこで道をまちがえたのでしょう?
あすかっちはとっくに帰って勉強していました。



