アインシュタイン先生の結論 | 高峰明日香の明日はどっちだ!

高峰明日香の明日はどっちだ!

お人形劇場。永遠の時を生きる「ジルコニア」の少年少女たちの日常と夢と愛と悩みがドールによる劇場で石神井公園・池袋・新宿を舞台に繰り広げられます。闇深いです。コナン時空です。1/6ドール(ジェニー・リカ・バービー・六分の一男子図鑑等)注意:PG12



あすか「あれ?先生今日は店じまい早いね」

アインシュタイン「きみに借りた漫画を返しに来たんだ」



アインシュタイン「そしてね、以前きみが悩んでいたことへの答えが出たんだよ」

あすか「え?」



あすか「…うん」

アインシュタイン「以前、きみは人は死んじゃったらどうなるかで悩んでいたよね。ぼく、ひとつ目標が出来たんだよ」

あすか「どんな?」



アインシュタイン「ぼくね、手塚治虫に逢いたいんだ。彼の未完の作品となった『ルードヴィッヒ・B』っていうベートーヴェンを主人公にした漫画の続きを読みたいけど、いまはそれは叶わない。あの世があろうとなかろうと、ぼくが生きている間はあのベートーヴェンがどうなったか分からない。直接会って続きがどうなったか聞きたいんだよ」

あすか「…えーとぉ」



あすか「手塚治虫が生まれ変わっちゃってたら?」



アインシュタイン「彼が向こうで出逢った人達から聞けばいいじゃない。そしたら分かるかもしれない。ぼく、そのことわくわくするんだよ。彼はきっとベートーヴェンにも逢っているだろうから、そしたらベートーヴェンにも逢えるかも。楽しみじゃない?」

あすか「うん。同じところに行けると思う?」

アインシュタイン「ぼくは思うよ。もし天国じゃなかったら話だけ聞いて離れればいい」

あすか「ん~、そっか」



あすか「でも急にだからびっくりしちゃった」

アインシュタイン「ぼくは70年以上生きてるけど生きてることが楽しくてしょうがない。さっき突然思い至ったんだけど、コレは何か意味があることだと思う」

あすか「そっか。じゃ私は藤子・F・不二雄センセを楽しみにしようかな」

アインシュタイン「急いじゃダメだよ。美輪さんによれば三島由紀夫はいまだにその辺ウロウロしてるらしいから」

あすか「うん、分かった。先生、覚えていてくれてありがとう」



アインシュタイン「いえいえ」


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あすかっちにアインシュタイン先生の熱意が届いてるといいけど。