アインシュタイン「きみに借りた漫画を返しに来たんだ」
アインシュタイン「そしてね、以前きみが悩んでいたことへの答えが出たんだよ」
あすか「え?」
アインシュタイン「以前、きみは人は死んじゃったらどうなるかで悩んでいたよね。ぼく、ひとつ目標が出来たんだよ」
あすか「どんな?」
アインシュタイン「ぼくね、手塚治虫に逢いたいんだ。彼の未完の作品となった『ルードヴィッヒ・B』っていうベートーヴェンを主人公にした漫画の続きを読みたいけど、いまはそれは叶わない。あの世があろうとなかろうと、ぼくが生きている間はあのベートーヴェンがどうなったか分からない。直接会って続きがどうなったか聞きたいんだよ」
あすか「…えーとぉ」
アインシュタイン「彼が向こうで出逢った人達から聞けばいいじゃない。そしたら分かるかもしれない。ぼく、そのことわくわくするんだよ。彼はきっとベートーヴェンにも逢っているだろうから、そしたらベートーヴェンにも逢えるかも。楽しみじゃない?」
あすか「うん。同じところに行けると思う?」
アインシュタイン「ぼくは思うよ。もし天国じゃなかったら話だけ聞いて離れればいい」
あすか「ん~、そっか」
アインシュタイン「ぼくは70年以上生きてるけど生きてることが楽しくてしょうがない。さっき突然思い至ったんだけど、コレは何か意味があることだと思う」
あすか「そっか。じゃ私は藤子・F・不二雄センセを楽しみにしようかな」
アインシュタイン「急いじゃダメだよ。美輪さんによれば三島由紀夫はいまだにその辺ウロウロしてるらしいから」
あすか「うん、分かった。先生、覚えていてくれてありがとう」
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あすかっちにアインシュタイン先生の熱意が届いてるといいけど。




