卒業式のあとで。
あすか(右)「そうだね」
ゆきな「え?」
ゆきな「だって泣くでしょ、人生の門出っていうか、分岐点っていうかー」
あすか「でも同じ敷地内だし、誰と別れるってことないし、泣く意味が分からない」
ゆきな「イベント好きのあすかっちがどーしてそーなわけ?小学校の卒業式泣いてないの?」
あすか「泣かなかった」
ゆきな「なんでー?普通泣くじゃん、意味なんて関係ないじゃん」
ゆきな「えー!」
あすか「いや、映画や本で感動したら泣くよ」
ゆきな「うそだー!一緒に映画観に行ってあすかっち泣いたの見たことないよ」
ゆきな「私たちが生まれる前の映画じゃん。あのドンパチに感動するの?」
あすか「うん」
あすか「そうかね」
ゆきな「そうだよ。泣いて笑って怒って楽しんでこその人生だよ」
あすか「先輩達もそう思って泣いてたのかな」
あすか「泣かないと冷たい人だと思われたくない打算があったのでは…」
ゆきな「あすかっちのひねくれ者~」
あすか「わさびとかタマネギとか持ってくるかね」
ゆきな「それはかなり違うと思う」
ノンコ「そうね、お母さんは中学の卒業式で泣いたわね、なんでかよく分からなかったけど」
あすか「そうか…」
ノンコ「泣くのは強制じゃないけど、いろんな立場のいろんな感情を知っておくほうが将来面白い小説が書けるんじゃない?」
ノンコ「…卒業式で泣くあすかちゃんを見られる日はこないかもねぇ」
(;´▽`A``(;´▽`A``(;´▽`A``(;´▽`A``
卒業式で泣いたことがありません。しかも卒業式のことをあまり覚えていないという…。
なので、卒業式の感動とかが描けませんでした。
卒業のシーンが出てくる本をいろいろ読んだのですが、出来上がった話は卒業式のあと。
さいわいあすかっち達はずーっと中2なので、卒業式は送る側です。
※志麻子ちゃんのほうは年を取る設定なので4月から高校生です











