パソコンを閉めたあすかっち、思い詰めたような顔。
ノンコ「どうしたの?突然」
あすか「いや、雑誌でね、『女子力』とか『女子会』とかいう言葉やめようって言ってて」
あすか「そう。女子って言えるの何歳までかっていうとだいたい28歳ぐらいまでって。お母さん40代でしょ?だからもう女子じゃないってことかな?」
ノンコ「大人の雑誌でもね、買ってもらいたくてあの手この手で読者の目を引こうとするのよ」
あすか「じゃあ大人の女性になりましょうってのは提案?女であることに甘えて責任を全うしようとしないコドモ女子を導きましょうってのは買ってもらいたいから?」
ノンコ「お母さんから見ればよけいなお世話ね。女子でも女性でもどっちでも構わない。そんなことで人を動揺させたり扇動したりするのはくだらないと思う」
あすか「そっか…」
ノンコ「言葉ってね、力にもトゲにもなるのよ」
あすか「…」
ノンコ「大人っぽい人が中身も大人だとは限らないの。ファッションで大人になれるわけじゃないし、表面だけ綺麗にみせたってボロはすぐ出るのよ。マナーだの気配りだのいろいろ雑誌には書いてあるけど、中身のない人ほどうるさいものよ」
ノンコ「そりゃね、ためになることだって書いてるけど、いちいち気にしてたら仕事にならないのよ。明日も授業しなきゃいけないんだから」
ノンコ「どっかで割り切れば生きやすくなるわよ、あすかちゃん」
ノンコ「そういうわけだからまずは身の回りのことをきちんとね。脱いだ服は畳んでね」
ノンコ「おやすみ」
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あすかっち、大人と子供の間を行ったり来たり。




