恐怖の部活の時間。
シスター・クラレンスご立腹。
シスター「高峰さん、三隅さん、あなたがた地元のハロウィンに参加していましたね」
ゆきな「げっ!」
あすか「バレたか」
シスター「退部を命じたいところですが、このままではあなた方の魂はますます堕落してしまいます。そこで、次の部の時間までに詩篇第19篇1節から12節までの暗唱を命じます。」
シスター「は?」
あすか「暗唱出来ます」
シスター「なら、暗唱してご覧なさい」
あすか「もろもろの天は主の栄光を現し、大空はその手の業を示す。この日言葉をかの日に伝え、このよ知識をかの世に送る。語らず言わずその声聞こえざるに、その響きは全地にあまねくそのことばは地の果てにまで及ぶ神はかしこにあげばりを日のためにもうけたまえり。日は新郎が祝いの殿をいづるごとくますらおが競い走るを喜ぶに似たり。その出で立つや天のはしよりしそのめぐりゆくや天の果てに至る物としてそのあたたまりを被らざるはなし。(中略)なんぢのしもべはこれらによりていましめを受く。これらをまもらば大いなる報いあらん。誰がおのれの過ちを知りえんや、願わくは我を隠れたる咎より解き放ち給え」
シスター「…けっこう。その詩がどんな意味を持つのかを、ただ文を覚えるだけでなく、よく勉強なさい。主はどこでもあなたがたを見ておられます」
ゆきな「び、びっくりした~。シスターのあの真っ青な顔見た?おかしーっ」
キララ「見た見た。あすかっちああいうのってめくっただけで覚えちゃったりするの?」
あすか「いや。悪ふざけをするのはやることやってからってのがポリシーなだけ」
ゆきな「だけどあすかっち、カバンをリュックにするのは校則違反だよ」
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努力しなくても勉強についてこれたり、どこの部活に所属していなくても試合の時だけ助っ人を頼まれるかっこいいキャラクターはあちこちの漫画やライトノベルに登場します。
しかし、あいにくあすかっちはそういう器用なタイプではありません。水面下で水かきしています。
ゆきちゃんもキララちゃんも、それは同じです。



