あすかっちの母・ノンコさんのそのまたお母さんのコノエさん宅にて。
ノンコ「コレ、何の歌?昭和っぽいわねー」
コノエ「あなたが生まれた年に出た歌よ。あがた森魚の『赤色エレジー』っていうの」
コノエ「アナタの子供時代はピンク・レディーと聖子ちゃん明菜ちゃんでしょう」
ノンコ「まあ、百恵ちゃんのつもりよ」
コノエ「アナタは歌には興味なかったものねぇ、残念だわ」
ノンコ「あら、カラオケで『いい日旅立ち』歌えるわよ」
コノエ「それは百恵ちゃんファンとは言わないわねぇ、あなたレコードもCDも買ったことなかったものね、ほほほ」
ノンコ「私あのころは貯金が趣味だったもの。かあさんみたいなマニアじゃないわ」
コノエ「こういう趣味はあすかちゃんとのほうがアタシは合うわねえ。持つべきものは文化的な孫ね」
ノンコ「あの子はかあさんの影響で昔のロックやらフォークやら」
コノエ「ま、それは素養ね。遺伝って面白いわ」
コノエ「好みのタイプは平井堅ですって」
ノンコ「え?学校で流行ってるの?私は福山くんのほうがいいわ」
ノンコ「ふーん。子供って分からないわねー、すぐ大きくなるのね」
コノエ「トシ取るはずだわ。アタシぐらいになると年を取るのも楽しくなるものよ」
ノンコ「そう?私は体力が要る仕事だから年々きつくなるわ、もうちょっと若返りたい」
なぜか馬賊になっていた。
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祖母は父方・母方もとうに亡くなっていまして、遠くに住んでいたこともあってあまり思い出はありません。母方の祖母コノエさんが、音楽は何を聴いてどんな本を読んでどんな番組を見ていたか知るよしもありませんが、この手の会話をしてみたかったです。
小樽でずっと雪かきの毎日で、それ以外なにもない青春時代だったと母は言いますが、ならば夏はどうしていたのでしょう?テレビも音楽も本もなにもない時代とはいえ、何らかの娯楽はあったと思うんですが、記憶には残っていないそうです。



