あらゆるトレーニングがあるが、同じトレーニングでも、指導者の見方や考え方で選手に伝わる意味も違えばトレーニングの目的自体も変わる。
まずトレーニングのテーマ(目的)を伝え、トレーニングを開始する。
1人のコーチは、あくまでテーマ(目的)を重視し、テーマ(目的)以外のプレイに指摘はしない。
もう1人のコーチは、テーマ(目的)を伝えるも、全体的なプレイにも指摘する。
果たしてどちらが正解?
正解はないかもしれないが、どちらが選手が理解しやすい?
これも人それぞれ考え方の違いはあると思いますが、テーマ(目的)を決めたなら、そのテーマ(目的)をまず重視しないと、何の為のトレーニングか?選手がわかりにくいし、選手が意識したり考える事がはっきりしないと思う。
例えば…
出し手と受けてが見える身体の向きを作る‼︎を、テーマにパストレーニングをする。
出来た選手の事は、意識してて良く出来てたという。
出来てない選手は、意識が足らず何度言ってもボールばかり見ると言う。
ここで指導者が1番に気付かないといけないのが、選手は基本的にボールに目がいってしまうという事と、ミスを極端に恐れているという事。
テーマは、出し手と受け手が見える身体の向きを作る‼︎
では、指導者は選手の意識をどうやってボールから離すか…。
すごくシンプルだ。
『トラップミスしてもいい‼︎』
『とにかく間接的にボールを確認して、先ずは身体の向きをしっかり作ろう‼︎』
『今日のトレーニングはそれがテーマだから』
『ボール(トラップ)の事は最後でいいよ』と…。
そして、フリーズ(止めて)して更に意識を高め、1度成功体験をするまで繰り返し、成功すれば…
『それ‼︎ 出来たじゃん‼︎‼︎‼︎』
と、ここまでやって初めて出来なかった選手の意識がトレーニングのテーマに変わる。
トレーニングに対して、《声かけ・見せて・一緒にやって》と、ひと手間付け加える事が出来るかどうかでも、指導者としての差が出てしまう。
トレーニング(練習)した事が試合のプレイとして表れる。
その為にトレーニング(練習)をする。
そのトレーニング(練習)のテーマ(目的)が選手に伝わらずトレーニングを続けてたとして、果たして選手は試合でトレーニングした成果を出せるだろうか?
更に言うと、そのトレーニングは試合で起こり得る状況を作れているのだろうか?
何でもマーカーでトレーニングセットを作る指導者がいる。
その指導者は本当に試合を想定してマーカーを使っているのだろうか?
コーンとマーカーの違いは分かっているのだろうか?
サッカー協会からのトレーニング方法やネット等で検索したら出てくるトレーニング方法など、様々なトレーニング方法はある。
ほとんどのトレーニング方法がトレーニングの為のトレーニング方法で、試合の為(実際に起こり得る状況)のトレーニングとしては、ひと手間付け加える必要があると思う。
道具の使い方一つでより実戦的になる。
そこでも、指導者の想像力で差が出てしまう。
ヴェントのコーチにもミーティングの時によく言っている。
とはいえ、まだまだなのが現状。
現在、ヴェントサッカー塾としてになるか?僕だけになるか?は未定だが、新たなプロジェクトを考えている。
どちらにせよ、ヴェントのコーチのレベルアップは不可欠になる。
もっとコーチの意識・見方・考え方を変えていかないといけない。
行き着くとこ、何の為?誰の為?をどう考えているかで全ての行動・発言・考え方が変わる。
選手(子供)の為というのであれば、先ずは目の前にいる選手が少しでも先々のサッカーに役立つ為の事を伝えてあげればいい。
選手(子供)には、先々何が必要か?何を求められるか?何が評価基準になるか?は今現在わからない。
保護者の方々にもほとんどわからない。
分かる可能性があるのは、指導者だ。
だから、指導者が伝えてあげないと、誰が目の前の選手に伝えるの?
僕の中で、指導者とコーチは意味が違う。
僕は僕の中で指導者としていたい。
だから、これからも指導者として、指導者の道を追求していく。