不惑過ぎオヤジのベンチプレス日記 -2ページ目

あすなろ塾物語(5)

算数のD先生。


これは強烈だ。まずは風貌から。髪型は長髪。ワンレンのストレート。ちなみに男です。


毛髪の感じは、お笑いのハイキングウォーキングをイメージすると、それに近い。


顔は、うーん、あえて言うなら、キム兄のような系統。昔、ブルース・リーの映画に悪役で出ていた


ムキムキのカンフー使いがいたが、それが一番似ている。


ファッションがまた強烈。迷彩のジャケット。パンタロンジーンズ。素足に下駄履き。


単なる世捨て人だ。


授業中に少しでも私語などしようもんなら呼び出し。そんでボコボコ。グローブのような分厚い手で、


往復ビンタ。というより、掌底打ちといったほうが正確か。


でも、これは日常茶飯事。


後ろのほうの席の生徒が騒いだときなど、そのうちいちいち呼び出すのが億劫になってきたようで、


「今度殴るときは誰が悪いか関係なく、最前列に座っている奴らを殴るからな」とか宣言するようになった。


果たしてその手の公約はその後きっちり守られるのである。


前述のとおり、最前列は成績のよくない生徒なのだが、彼ら(彼女ら)が生贄にされていった。。。


理不尽とはこういうことだと、身にしみて理解できた。


K君がある日、テストでカンニングをした。最前列に座っていて、左右も自分に近い実力のためアテにしていなかったのか、何と脇の下から少しでも成績のよい後ろの席の回答をカンニングしようとしていた。


D先生は目の前だ。こんなあからさまなカンニングを見逃すわけがない。


低くうずくまって脇の下から何とか後ろの席の回答を盗み見ようとしているK君。D先生は参考書(力の5000題。今と違って昔はハードカバーで表紙が硬い)を頭上高く振り上げ、垂直にK君の後頭部に叩きつける。


ゴボッツと、鈍い音が教室に響く。


K君は、グゥ、と唸った。まさか、という空気が流れる。


K君、しばらくして顔を上げる。鼻のあたりが真っ赤だ。


一瞬教室は凍りつくが、テストはそのまま続行された。K君も鼻にティッシュを突っ込んで、がんばった。


今だったら、やっぱり問題になるんだろうな。


































あすなろ塾物語(4)

算数のS先生。


S塾長の息子さん。塾長とは違い、温和な性格で怒鳴ったり、暴力を振るうことは無かった。ぽっちゃり体型で、

よくズボンのチャックがぽっこり下腹の張力で半開きになっていた。。。





算数のO先生。


大手予備校K塾の講師も勤めていた。淡々とした授業が多かった。めったに怒ることはなく、暴力もなかったが、

怒った時は怖かった。ある生徒が急にテストの成績が良くなって偉そうにしていたら、「K君、今の成績は君の実

力じゃないだろ。カンニングしていることは分かってるんだよ。調子に乗るな!」と一喝。


参考書や問題集の回答集は切り取って先生に提出する決まりだったのだが、K君はもう1冊購入してその回答集を元にテストや宿題をこなしていたのだ。





算数のD先生。


これはインパクト強すぎなので、次回。。。

あすなろ塾物語(3)

塾長S先生。60歳くらいだったか?担当は国語と社会。


社会の授業はなんだか片手間っぽかったが、国語はもともと文学が専門だったようで力が入っていた。


5年生の時の教材は山本有三の路傍の石。他に主だった問題集や参考書も使用した。


文法もかなりマニアックな勉強をしていたなぁ。


時折、20分くらいの間に100問だかもう少しだかの漢字の書き取りテストをやり、間違えた数だけ


竹のものさしでほっぺたを叩かれる、というのがあった。


授業中に騒いだりすると、黒板の前まで呼び出されてビンタ&蹴りの体罰。結構怖かったな。