エジプト カップヌードルブーム | エジプト旅の交差点/「ベニス細川家ホテル」スタッフ日記

エジプト カップヌードルブーム

こんにちは。

HP担当の近藤です。

エジプトでは、風邪が大流行してますが、日本の皆さんはお元気でしょうか。


流行といえば、今、エジプトの小学生達の中で、ちょっとしたカップヌードル流行りとなっているようです。

昼休みになると、学校の売店に、カップヌードルを買い求める子供たちの行列ができるらしい。

もちろん、ちゃんとお湯も入れてくれるようです。

小学生の昼ごはんに、カップヌードルとはいかがなものか、と思いもするけど、エジプトでは、通常、お弁当として学校に持参するものは、サンドイッチONLY、というこどもがほとんどのようなので、まあ、おやつ代わりなのかもしれません。

ちなみに、学校の売店では、おかし・スナック類など、何でも、だいたい市価の2倍ぐらいで売られているのだそうです。

バカバカしいので、うちから持ってくように娘には言うのですが、友達がカップヌードルのため行列を作っているのをみると、本人も無性に食べたくなるらしい。


1年程前までは、カップヌードルなど、まれに大きなスーパーで見かける程度だったのに、エジプトも随分さまがわりしたものです。

いえ、カップヌードルどころか、数年前までは、インスタントヌードル自体、エジプト庶民の間では、ほとんど認知すらされていなかったと思います。

さらに、初めてエジプトを訪れた10数年前には、探してもなかなか見つからず、やっとみつけて食していると、エジプト人に「何?そのへんなマカローナ(※エジプトでは、麺類=マカローナ。スパゲティーもマカローナといいます)」と思いっきり顔をしかめられました。

また、日本人がへんなもの食べてるーって。(※エジプト人は極端に食に関して保守的)


そんな状況がかわりはじめたきっかけは、たぶん、現在エジプトでもっともポピュラーなインスタントヌードル「Indo Mie」がエジプトに進出してきたことだと思われます。

Indo Mie」 は、インドネシアの銘柄なのですが、私の記憶違いでなければ、初めは、製造もインドネシアだった筈。

その頃は、完全な輸入だったので、今より、値段も高かったと思うのですが、いつの間にか、あれよあれよという間に庶民の間に広がり、エジプトのどこでも簡単に手に入るものになりました。

製造も、インドネシアからサウジに移り、さらにいつの間にやら、エジプトで製造されるようになっていました。



10数年前は、インスタントヌードルが、15ポンドぐらいだったのが、今では、1,25LEですよ。(※ホテル周辺では、1,5LEで売られてるようです)
食品価格の高騰が著しいエジプトで、値下がりしている数少ないもののひとつでは。


今では、すっかり「Indo Mie」がインスタントヌードルの代名詞として定着したようです。お味は、といえば、インスタントヌードル天国の日本人の舌にはあまり美味とはいえないようです。

それでも、コシャリとか、サンドイッチに飽き、なおかつ、あまり懐工合のよろしくないお客様が、当ホテルのキッチンでIndo Mie を作っているところにしばしば遭遇します。

日本のラーメン類を長らく口にしていない私にとっては、たまに食べる分には、そこそこイケる。


そういえば、夏に日本に帰国した際、輸入食品を扱う店で売られてるのを発見しました。

日本で売るほどのものじゃない気がしますけどね。



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↑[「Indo Mie」左が、オニオンチキン味。右の白いパッケージが、焼きそば。これ、なかなかイケます。家では、キャベツのみじん切りを麺と一緒にゆでて、お湯を空けた後、目玉焼きをのせていただきます。 他には、「カレー味」「シーフード味」「ベジタブル味」「ビーフ味」「チキンスペシャル味」」など数種類。]


で、カップヌードルの話に戻すと、「Indo Mie」のカップヌードルがエジプトに流通し始めたのは、半年前ぐらい?でしょうか。 

当ホテルでお客様が今まさに食べようとしてるところを目撃して、知りました。

その後、どこのスーパーへ行っても、カップヌードルが目に入るようになりました。

しかも、「IndoMie」のみならず、いろんなメーカーのいろんなお味のカップヌードルが。



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↑「Indo Mie」カップヌードル、ベジタブル味。


そして、何より有難いのは、以前はめったにみつからなかった、本場タイ製「トムヤム味」のカップヌードルがスーパーで簡単に手に入るようになったこと!

実は、私、世界3大スープの一つであるタイのトムヤムスープが大好き。

辛くて酸っぱくて、複雑かつ華麗な味がたまりません。

このトムヤムスープを手軽に味わえるトムヤム味インスタントヌードルにはとにかく目がないのです。

私とトムヤムとの出会いは・・・と書きたいところなのですが、私にトムヤムについて語らせると、とんでもなく長くなるので、ここでは書くのを我慢して・・・。

ともかく、このカップヌードルブームのおかげで、今や手軽に幸せを手に入れることができるようになりました。

スーパーのインスタントヌードル売り場へ行くたび、血眼になってトムヤム味を探し求めていた過去よさらば。

私のトムヤム好きは、夫へ、娘へ、そして更には娘の家庭教師にまで伝播し、今や、我が家でも、トムヤム味のインスタントヌードルが大流行り。

といっても、激辛ですので、もちろん、チビ達は食しません。

チビ達の寝静まった深夜、もっぱらお夜食として我が家で活躍中。

あまり褒められたものではないですが。

しかも中毒性があるのでは?と思うぐらい、やみつきになります。


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↑タイ製WAIWAIブランドの「クイック」。左から、トムヤムシュリンプ味(つまりトムヤムクン味です)、中央が、チリペーストトムヤム味、右が、トムクロン味。 一番おいしいのは、左のトムヤムシュリンプでしょ、やっぱり。残った汁に、ご飯を入れて食べるとトムヤム風雑炊に。付属のチリペーストを全部入れてしまうと、顔全体が痺れるほどの激辛となりますので、ご注意を。トムクロン味は、かなり強烈な臭い。絵をみると、魚が麺の上にのってます。↓

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↑これは、マレーシア製MAMEEブランドのエクスプレスカップ・トムヤム味。タイ製のに比べて、かなりマイルド。トムヤム味では、このほか、日本でもよく見かけるKOKAブランド(シンガポール製?)のものをカルフールで見つけましたが、これはいまいちでした。


ちなみに、他には、ベトナム製のキングコックという銘柄のカップヌードル(キムチ味もあり。

味は、賛否両論。)や、チュニジア製のトマト味のカップヌードル(スタッフ高橋が食べて、あまりの不味さに飲み込めず、口から出してました。ダンボールの味だったそうな。私は、食べられましたが。)など、なかなか国際色豊か。


Nissinの元祖カップヌードルも売ってるのを見た事ありますね。

お値段は、メーカーによりけりですが、だいたい1つ3LE~6LEぐらいです。

ま、特に強くおすすめするつもりはさらさらありませんが、スーパーへ行く機会があったら、探してみては。




それにしても、皆さま、風邪にはくれぐれもご注意を。

ほんと、猛威をふるっています。

しかも、どうも、長引くタイプのようです。

基本的なことですが、エジプト旅行中も、手洗いうがいを怠らず、早寝早起きを心がけ、きちんとした食事をして、風邪を撃退して下さい。

せっかくの旅行が風邪で台無しにならないように。

インスタントヌードルなんて食べてる場合じゃなさそうです。


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