さて

この続きを


 

 

 

わたしは自分が見て見ぬ振りをしてきた

気持ちの悪いその蠢き

自分に対する偽りを

自らの手で殺すことに決めた

正確に言えば数日前から

そういう流れが訪れていたのだ

 

 

 

お金欲しさに自分を騙し続け

思い込みで情を愛情に変換させ

自分を幸せだと納得させてきていた

その極上なる自己否定行動

 

 

 

散々偉そうなことを言ってきておいて

自分がやってたのは

ただの卑怯であざとい行動

 

 

 

 

 

 

わたしたちは互いに依存していたのだ

わたしは彼に経済的に寄りかかり

彼は精神的な安堵と快楽を得るため

わたしに寄りかかった

同じ波長の者同士がくっつくというのは

改めて本当のことなのだ

 

 

 

わたしは彼のお金なしでは

生活ができなかったが

彼はわたしなしでは

楽しみを見出すことができなくなっていた

 

 

 

彼は一人でいる時間が苦手で

家にいることが苦痛な人だった

わたしと過ごすこと以外に興味がなかった

だからと言って自分で楽しみを

見つけようとすることもなかった

つまり休日をわたしと過ごすことで

彼は時間を持て余すことから

開放されていたのだ

 

 

 

 

 

 

 

共依存の組み合わせ

ここにあり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

すみません

続きはまた後ほど書きます

(こんなに長くなるとは……

 

 

 

 

 

  この記事の作者
吉原 紅(よしわら べに)

 

1975年生まれ 夫とは別居婚中

2019年の5月末、夫と暮らしていた自宅を出ました

海外ひとり旅、世界にあるすべての美しいもの・麗しきものが好きです

グラフィックデザイナーを経て、今は文筆家と生涯旅人を目指しています

 

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