得点者【松本山雅】塩沢(5分)、犬飼(48分)
【ガンバ大阪】ロチャ(15、39分)
”頼みの”宇佐美のシュートが再三外れては何も出来ないガンバ。相手がGK負傷交代や厳しい判定の1発退場処分を受けるアクシデントがあってのドローはラッキーだと思えるほどの不安定な試合内容でした。
| 9ロチャ | |||
| 39宇佐美貴史 | |||
| 10二川孝広 | 13阿部浩之 | ||
| 7遠藤保仁(CAP) | 27内田達也 | ||
| 4藤春廣輝 | 21加地亮 | ||
| 15今野泰幸 | 5丹羽大輝 |
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| 1藤ヶ谷陽介 | |||
72分、FW39宇佐美貴史☛FW18川西翔太
72分、MF13阿部浩之☛MF25岡崎建哉
88分、MF10二川孝広☛FW11パウリーニョ
【ベンチ入り】GK29木村敦志、DF24星原健太、26西野貴治、MF19大森晃太郎
天皇杯で実った大胆な起用法が功を奏し、前節・水戸相手に完勝しての納得の同じ先発メンバー~二川、阿部、川西が11試合ぶりのゴールを記録
【マッチレポート】前半は個人技で上回り逆転も・・宇佐美が乗り切れない
熱狂的なサポーターを有する松本山雅のアルウィンはチケットも即日完売で17148人の観客を集めた熱いゲームは開始早々から山雅の出足の早い連動したプレスや”格上”ガンバをハードワークで上回る気迫によりホーム陣営が主導権を握ります。
5分、玉林の必死のスプリントで獲得した右CK。ニアサイドへ送ったキックを塩沢が流したヘッドが綺麗に決まって山雅が先制。1-0。
それでもガンバは遠藤&二川のダブル司令塔と4ゴール6アシストを記録する脅威のSB藤春が絡んでの左サイドからの攻撃が今日も健在。
15分、左サイドで二川と遠藤のパス交換が行われ、二川がGKとDFの間へのワンバウンドの絶妙なクロスを相手DFのクリア空振り&GKのファンブルが重なり、ゴール前に詰めていたロチャが押し込んでガンバが早い段階で同点に追いつく。1-1。
山雅は25分にGK白井がCKのボールをキャッチした際に左足を捻って負傷交代する想定外のアクシデントもあって試合の流れはガンバに傾く。
31分、左CKをショートで始め、タイミングを外しての二川のシュートは僅かに外れる惜しい場面。
34分、加地の右からのクロスに宇佐美がワントラップからエリア内に侵入してのシュートも外れるものの、流れを掴みました。
39分、ガンバが中盤でのポゼッションから中央でフリーになった遠藤がイタリア代表MFピルロのような”タッチダウンパス”を右サイドから攻撃参加し、DFライン裏を取った加地へ供給。加地が懸命にダイレクトで中央へ折り返したボールを、ロチャが冷静かつ豪快に決めてガンバが逆転に成功。1-2。
しかし、この前半の流れを掴んでいた時間帯も”頼みの宇佐美”がことごとくシュートを枠から外し、上記の34分や前半終了間際の藤春からの絶妙なグランダークロスからのシュートも外して決定力だけが絶不調。
それでも前半は1-2と個人能力で上回るガンバが逆転しての1点リードで終了。
しかし、前回の万博での対戦時も前半は山雅がシュートゼロに終わる完璧な試合内容であっても、それは反町監督の指示による「前半は0-0」プランによる”死んだフリ”をしていた山雅と反町監督だけに、不気味な雰囲気が漂っていました。
ガンバが苦手とする”鳥栖・長崎スタイル”に苦戦・・相手に退場者が出ても全く崩せず、客観的にはラッキーなドロー決着
後半、その悪い予感が的中。
開始早々の48分、左サイドゴールライン付近からのスローイン。夏に湘南ベルマーレから獲得した岩上のロングスローが・・・・・・なんとGK藤ヶ谷の頭上をも抜けるデラップばりのロングスローとなり、ゴール前の犬飼が無人のゴールに流し込んで2-2の同点。まさか・・・・CKのような必殺のセットプレーはこの後もガンバの脅威となり、デラップ同様にこのスタジアムでは岩上用にボールの水分を拭くタオルまで用意されている周到ぶりはガンバもスカウティング不足だったか!?
それ以上に脅威だったのが、山雅が中盤で激しくプレスを連動させ、前向きの陣形のままボール奪取してのカウンターが非常に脅威を感じさせるというガンバが大の苦手とする”サガン鳥栖・Vファーレン長崎のようなスタイル”を徹底してきた事と、今季CBからボランチへコンバートされてから活躍が目覚ましいガンバMF内田が山雅のプレスに付いて行けなかった誤算が響いて流れは山雅へ。
山雅は53分、カウンターから右サイドを突破し、ゴール前を横切る速いクロスからファーサイドでフリーの岩上がダイレクトでシュートを放つ場面を筆頭に、ガンバにボールを持たせつつも、連動したカウンターはスピーディーで、シンプルにガンバDFの裏を突いてフィニッシュに持ち込んでいました。
ガンバは64分、頼みの宇佐美が後方からのロングボールを胸で落として二川からのリターンパスをエリア内で”柿谷っぽい”右足ボレーで狙うシュートも枠を外す、という宇佐美の決定力に精彩を欠いてはなす術なし。
69分、山雅のエース・船山に重力が乗った鋭いミドルシュートでGK藤ヶ谷がファインセーブで防ぐなど、流れはやはり山雅のモノとなっていた後半のゲーム展開。
長谷川監督は72分、耐え切れずに宇佐美&阿部に替えて、MF岡崎と前節”ガンバ・スタイル”を取り戻す事に貢献した好調FW川西を投入する2枚替えを敢行!!
さらに直後の78分に山雅の左アウトサイド阿部が厳しい判定で1発退場となるレッドカードにより、ガンバに残り15分程の数的アドバンテージが。
しかし、83分に川西がエリア内でのパス交換からシュートを狙うも、角度が厳しく枠を捉えられず。
85分の右クロスから藤春が絡んでのロチャの左足シュートも相手DFのブロックに遭うなど山雅DFを崩せず。
ガンバは川西のスペースを作る動きがあっても、そのスペースに入ってくる宇佐美や阿部をベンチに下げた采配に疑問を感じさせる事や、川西投入後になぜかサイドに開く事が多くなったロチャとの相性の悪さもあって相手守備ブロックを全く崩す事も、パワープレイで押し込む事も出来ずに、ただただ時間を経過するのみの攻撃に終始。
94分、右CKから内田が高い打点で合わせたヘッドも上へ外れて万事休す。
あの退場劇がなければ・・・・・危なかった・・・・ㇲ・・の2-2のドローで終了。
宇佐美が不調では何も出来ない攻撃陣
~川西や阿部の組み合わせ方を工夫すべき!?
~それとも相手指揮官の言葉がマストな最適解!?
天皇杯・今治戦から、それまで先発出場が多かった岡崎&大森の”宇佐美世代”ではなく、6試合ぶりの二川、9試合ぶりの阿部という2列目の大胆な先発メンバーの変更に踏み切り、彼等がゴールやアシストなど目に見える活躍を披露していましたが、彼等の先発起用の是非を判断するよりも、やはり宇佐美の数字に残る活躍あってこそであるのが現在のガンバの攻撃陣の実情。
この日はロチャがリーグ4試合ぶりのゴールを記録したものの、それはやはり宇佐美にマークが集中するという化学反応というよりも物理現象のような実情があってこそ。72分に宇佐美がピッチを去ってからロチャがサイドによく流れて来たのはマークがロチャに集中するようになった副作用が出てしまっていたと僕は感じます。
事実として、ここまで宇佐美がガンバに再登録されて出場可能になった10試合=900分という試合時間の中、宇佐美がピッチにたった836分間以外の64分間に置いて、ガンバは1度もゴールを挙げていません!!
ロチャと川西のプレースタイル上の相性や、バイタルエリアを攻略できる”動き”の阿部や、サイド攻撃で幅を作る大森や、オーガナイザー・岡崎、長期離脱から復帰も未だベンチ入りなしの長身FW佐藤、遂に復帰してくる倉田も含めて攻撃陣のサバイバルは激化する事は必至ですが、現状は宇佐美に依存している状況も含めて、まだまだ組み合わせが定まっていないのが実情。
ピッチに立つとチーム全体の得点が多くなる川西や阿部の付加価値的評価に対して、あくまで結果で評価すべきロチャという本格派ストライカーまで、個人だけでなく、コンビ・グループとしての機能性・相性を吟味する事が必要ですね!!
そして最後に、試合終了直後に反町監督が長谷川監督に言った言葉が全てです!!
「長い距離を走れる選手がいない。倉田がいないとね。皆上手いけど怖さが足りない。だから我々も重心を前に行けたかなと思う。10月から倉田が復帰すると相手も厄介だと思いますよ」
やっぱり反町さんはよく見えてる戦術家ですね!!
リーグ戦は残り8試合ですが、練習試合から猛烈なアピールが続く事を期待します!!
では、最後に個人採点をお楽しみ下さい☆
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GK藤ヶ谷陽介5.0ロングスローからの失点は・・・スカウティング不足で、チームとしての失策でもあると感じますが・・・防いで欲しかった。DF陣が相手のカウンターやサイド攻撃に付いて行けなかった中で唯一振り回されなかった事はプラスに考えたいが。
DF加地亮5.5攻撃面では良いクロスで貢献し、守備面でも自サイドは割らせなかったものの、相手の独特なシステムに対して試合に本格的に入って行けなかった点を感じた。星原の猛烈アピールに対する出来では無いのが残念。
DF丹羽大輝5.5カウンターを食らっても、流れを相手に渡しても高いラインコントロールを維持したのは良かった。ただし、ファウルを取られて審判に抗議してる間に相手に置き去りにされるなどの集中力を欠く場面があったのが心配。
DF今野泰幸5.5相手の驚異のカウンターを1人で防ぐ”個の守備”で奮闘も、セットプレーの守備を含めた空中戦では全く戦力になれていないのではCBとしては・・・。ビルドアップでも前に出過ぎる割にはリスクに対しての効果が薄い。ポジショニングにセンスのある内田とのポジションチェンジを頻繁に行って流動性を出すなど連携を取って欲しい!
DF藤春廣輝6.0相変わらずの脅威のサイド突破から良質な速いクロスでチャンスメイク。左サイドMFが倉田復帰後に誰になるかも特に関係なく、彼はガンバの大きな武器となっている!
MF内田達也5.0相手のロングボールに対するセカンドボールを拾うポジショニングのセンスは抜群で、長谷川監督の好みも感じる。ただ・・この日は長崎戦にも感じた激しいプレスが来た際に簡単にボールを奪われる事が多かった。今野と縦の連携を取る必要があるかも!?
MF遠藤保仁6.0加地へのタッチダウンパスはピルロを想起させたが、フィニッシュに絡むシーンが少なかった。額を切っても攻守に中盤の競り合いを激しく続けた”闘将”ぶりを見せたが勝利には繋がらず。
MF阿部浩之(72分まで出場)6.0まだまだ粗さが目立つものの、効果的にバイタルエリアでギャップを突き、鋭いシュートや絡みを見せたが・・なぜか交代させられる。終盤、彼の存在が必要に感じた。
MF二川孝広(88分まで出場)6.0秋になってらフタが走り出した、ようです。この日の前半は彼が支配していたように、自らのパスをクリアされても自分で拾ってシュートを放つなどキレを見せたが、後半は沈黙。
FW宇佐美貴史(72分まで出場)5.0とにかくシュートが枠に飛ばず。数字に拘る事を重要視しているために、鋭いフィニッシュに至る動きやプレーでも結果的にはマイナス採点にさせていただきます。シュートが枠に飛ばないのであれば、自ら決めるという気持ちよりもファーサイドを狙ってGKのファンブルを狙っての味方のゴールに近づける戦略的冷静さも状況判断としては必要かと感じた。ただし、彼のフィニッシュに関わるプレーは相手の脅威と常になるため、彼同点の状況で72分に交代させる采配は自滅行為だと断言できる!
FWロチャ6.5とにかく4試合ぶりのゴールで2点決めれて良かったし、彼の真骨頂のようなパターンだったのも良かった。出番がなくなっている大森のクロスからヘッドで何度も決めている事を考えれば、天皇杯以後の攻撃陣の編成は彼にとっては微妙に感じるものなのかもしれない。宇佐美がピッチにいない時のプレーに”助っ人”らしさは感じられない点は課題があるものの、この日は前半からサイドで起点になって阿部とよく絡んだ点を得点以上にプラス材料に感じる!!
途中出場・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
FW川西翔太(72分から出場)5.5いつも通り最前線で動きを出しながら起点を作ったものの、彼よりも前にロチャがいたために決定的なプレーには繋がらなかった。ただ、今季12試合目の出場も未だに先発ゼロに留まっているのは可哀想すぎる。
MF岡崎建哉(72分から出場)5.0珍しくインパクトを残せずに終わるどころか、ボールにほとんど絡めず。
FWパウリーニョ(88分から出場)短時間出場のため採点不可。負傷から復帰しただけでもプラス。でも、この打開策が乏しい試合展開では彼の右サイドMF起用をもう少し長く観たかった。
ガンバでの起用法、ポジションや、長谷川監督のサッカーとの相性から、核心に迫る名言や、練習場などで会話したこぼれ話なども書き込みください☆
[Amebaグルっぽ ]そして、新アンケート募集中です!!
そろそろ”前半戦MVP”の倉田秋が復帰しますので、
【倉田復帰後のガンバ大阪、理想の攻撃ユニット】にしました!!
宇佐美とのダブルゼロトップシステムなのか!?ロチャも含めた3トップなのか!?
そのまま左サイドMF(岡崎や遠藤、二川と最も固定されてないポジション)に入れるのか!??
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