J2リーグ第13節、ヴィッセル神戸VSガンバ大阪~闘えないのか?闘わなかったのか!?完敗【J特】 | ヒロ・ゴラッソ

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ヴィッセル神戸2ー0ガンバ大阪
得点者【ヴィッセル神戸】田代(49分)、小川(65分)

今季最大のビッグマッチに似合わない今季最低の内容で完敗!!闘えなかったのか!?闘わなかったのか?とりあえずチケット代返上しなければいけない無気力試合でした・・・

ガンバ大阪、J2第13節・VSヴィッセル神戸
  9レアンドロ  
  13阿部浩之  
6倉田秋 41家長昭博
7遠藤保仁(CAP) 27内田達也
4藤春廣輝 21加地亮
15今野泰幸 26西野貴治
  1藤ヶ谷陽介  
【選手交代】

59分、MF41家長昭博☛FW14平井将生

70分、FW13阿部浩之☛MF10二川孝広

77分、DF21加地亮☛DF2オ・ジェソク


【ベンチ入り】GK29木村敦志、DF5丹羽大輝、MF17明神智和、25岡崎建哉

 最低の試合、岩下の負傷を乗り越えての岐阜戦勝利から

   全く同じメンバー構成でスタート!!~明神がベンチに復帰!!

 まさかのJ2降格から清水エスパルスでの6年間で手堅いチーム作りに長けた指導力を発揮した長谷川健太新監督の就任を経てのJ2開幕を迎えたガンバ。キャンプ前から負傷離脱者が続出しての開幕から苦戦したものの、第5節・千葉戦で初めて相手チームをシュート数で上回った辺りから内容に手応えを得て、以後は確実に勝利を手にし始めました。
 しかし、GWの3連戦の初戦である完全格下の鳥取戦をホームにも関わらず相手のミスに助けれてのドローを演じてしまい、長谷川監督が「今季最低の内容。走れないでなく、走らなかった」と表現した情けない試合をしてしまいました。その後、岩下の負傷も経ての連戦2試合目の岐阜戦には起用法が冴えわたって勝利したものの、内容的には大きな改善は見られずにこの日を迎えていました。

 3連戦と言っても、最初の2試合をホームで迎える事と、3試合目も相手がアウェイでの首位の神戸とはいえ、全て関西で行われるためにコンディション面ではガンバ有利となるスケジュールとなっています。
 しかし、監督はなぜか非公開練習を続けながら「明日のスタメンは前節と全く同じ」と前日に発言。その通りになったものの、CBには味方DFラインを翻弄する今野が岐阜相手にも不安定なプレーを続けていたのですが・・・。内田はボランチで3試合目の先発。前節に先制点を記録したアべシャビンこと阿部も2試合連続の先発と若手の抜擢は良いのですが、2列目には二川が先発にいない事で、遠藤の前後で起点がない事を危惧するような布陣でのスタートとなりました!!
 尚、肉離れで戦列を離れていたMF明神がベンチに復帰しております☆

【相手チーム状況~ヴィッセル神戸】 
昨季はFW田代有三やMF橋本英郎、野沢拓也、DF伊野波雅彦、高木和道など日本代表経験者を5人獲得する大型補強で話題を集めるも、和田☛安達☛西野☛安達と目先の結果に左右されすてか監督交代を繰り返して、最終節にガンバと共にJ2降格に。
 しかし、今季は野沢、伊野波、高木は退団したものの、従来の神戸のスタイルを知るFWポポ、MF大屋、DF河本等がレンタルバックなどで復帰してチームにスムーズにフィットし、開幕からJ2リーグを引っ張り、現在リーグ首位を維持している。直近の福岡戦で戦列を離れていたMFエステバンと日進月歩の成長を見せるアタッカー=小川が途中出場で復帰し、この日は先発メンバーに名を連ねている!!
 昨季終盤から指揮を執る安達監督の下で、従来のチームスタイルである中盤での激しいプレッシングからのショートカウンターを主体としたシンプルなチーム作りが、J2屈指のタレントを活かすのにも合っていると感じます☆
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【マッチレポート】ボランチを狙われ・・は想定内なはずが、次善の策がなく・・
            主審の判定に苛立ちを見せて精神的自滅
 
万博に集いし青と黒の戦士
両チーム共に昨季はまさかのJ2降格に陥ったものの、この日は23012人という超満員の”阪神ダービー”はJ1にいた頃よりも確実に盛り上がっていました!!神戸サポーターは上記のようなコレオグラフィを用意してダービー以上にJ2の首位攻防戦となるライバル対決を盛り上げていました!!

 試合の方は開始から神戸がガンバのパスワークの起点となる遠藤、または穴になるかもしれないMFへの転向から日が浅い内田が組むセントラルMFの2人を狙って激しいプレッシングをかけてボール奪取を狙い、ショートカウンターを仕掛けるという”いかにも神戸”な戦い方に傾倒。この戦略自体は神戸のガンバ対策や基本スタイルとしては想定内だったはず。
 しかし、ピッチ状態が悪いのか?ガンバは内田がパススピードが遅くゲームに入っていけない。遠藤もトラップミスやパスミスが多く、神戸得意のプレッシング&ショートカウンターの餌食になってしまう。
 ガンバサポーターには「ファウルが多い」「荒い」とされるものの、主審の笛はならず。それもそのはずで、神戸のプレスやタックルはボールには行っていたし、そもそもそれを嫌うならば、中盤を省略するかFWへ預けてからMFが動き直して押し上げていく選択肢があってイイものの、全く工夫が見えない。それどころか、ファウルを取らない判定に苛立ちを見せて逆にファウルを冒す選手がガンバ側に多く見られて”精神的自滅”状態に。

 10分、神戸の右からのFKに河本がヘッドで合わせたシュートが僅かに外れたものの、その辺りから完全に主導権は神戸に握られました。
 立て続けにセットプレーから脅威となる攻撃に迫られてGK藤ヶ谷やDF西野というハイボールに強い守備陣が凌ぐ展開に。
 25分には相手の18歳CB岩波がハーフウェイライン手前から超ロングシュートを狙い、GK藤ヶ谷が脅かされる場面も。

 ガンバは34分にサイド攻撃からパスワークを組み合わせてバイタルエリアを繋ぎ、遠藤の鋭いミドルシュートが火を噴いた辺りからは攻勢に転じましたが、43分の左からの藤春のクロスにレアンドロがヘッドで合わせたシュートがポストに当たってノーゴールに。

 結果的にはこの時間帯で得点を奪えない事が後に響きました。

 そんなスコアレスの状態で前半終了。
 
後半はツキもなく自滅~選手交代は流れを悪くする一方に

 両チーム選手交代なしで後半に入ったものの、早々に試合は動きました!!

49分、ガンバが右サイドからの攻撃で家長がボールを奪われた瞬間、神戸の選手が一気に守備から攻撃へ切り替え!!素早く逆サイドへ展開した神戸がガンバ風のバイタルでの繋ぎからFW田代が少し強引に放ったシュートがブロックに入ったDFに当たってGK藤ヶ谷も反応できずに先制を許しました。1-0。


 均衡が破れて試合に動きが出てテンポが速くなったものの、前半から相手守備網をほとんど崩せないガンバはエリア外からのシュートが多くなっていました。


 そこで59分という早い時間帯に前節ゴールを決めたFW平井を投入し、レアンドロとの2トップに変更。攻撃のバリエーションに幅がなかった事や今までに本職FWを2枚同時に起用するときは終盤の10分程だったので、二川の投入だと思ったのですが・・・。

 これによって中盤が薄くなった事により、結果的にガンバは神戸の思う壺にハマってしまい、より決定的なショートカウンターを食らう事になりました。


 65分、絵に描いたようなショートカウンター。素早いスローインからのスムーズな展開にガンバは付いていけず。マジーニョにドリブルで持ち込まれてからの裏への絶妙なスルーパス。小川がGKと1対1で受けて冷静に流し込まれて2-0に。


 その後もMF二川を投入するも、幾度にも渡って前がかりになる裏を突かれてのカウンターを食らい続け、スタミナも浪費したガンバは効果的な攻撃も仕掛けられないどころか、”ミスター安定感”の右SBキング加地が負傷したのか?何なのか?やたらと突破を許して、2点目ビハインドの状況での3枚目の選手交代に右SB同士の交代に。


 Jリーグデビューとなったジェソクは86分に二川の左サイドからのクロスに最前線まで飛び出してのダイビングヘッドで奮闘したものの、レアンドロや倉田は相手チームではなく主審と闘って警告をもらうだけの後半となり、そのまま2-0で今季初黒星で無敗記録もストップ!!


 75分頃に今野が最終ラインでボールをこねて奪われたプレーに対して、ガンバサポーターやベンチは主審を非難するだけに終始し、ゴール裏からは「くたばれ!!アホの審判」コールが続いたのですが、批判されるべきは意味もなくボールを持った今野やパスをもらう動き出しや要求をしない周囲のガンバイレブン!!


 審判の判定がよりアドバンテージが多くなってファウルが少なくなってきた事がガンバ低迷の一因にも感じていたのですが、この日はそれが顕著な気がしました!!


 中盤のインテンシティ欠如は武井の冷遇では!?

    ~昨季のサガン鳥栖との2戦で露呈した課題
 これで13試合を終えて6勝6分1敗(得点21、失点11)、勝点24はリーグ3位に後退。
いくら悪くても試合数の2倍の勝点はないと危険です。

 この日顕著だったのは中盤でのプレッシングの強度不足。

今季は長谷川監督の戦術により中盤では相手にボールを持たせてもOKで、守備ブロックの構築を優先。長身CB西野の抜擢とCBの今野や内田をボランチ起用し、サイドからのクロスボールを跳ね返してのセカンドボールを拾う事で攻守を繋いでいましたが、この日の神戸のようなコンパクトな陣形を維持しながらの中盤でのテンポの速いプレッシング、奪って素早く縦を突くショートカウンターでシンプルに裏を狙うプレーは、昨年惨敗したサガン鳥栖との2試合を思い出させました。
 
 ルーカスがいなくなった頃と明神の衰えが重なった時から見え始めた弱点の1つだったと思いますが、その時期から台頭してきたのが「実戦形式の45分を5,6本続けられる」MF武井択也でした。守備に持ち味がありながら、後ろで構えた守備をするタイプではないために、上記のような”長谷川スタイルの守備”には不向きなのかもしれませんが、今季は代表戦で遠藤&今野が欠場した第5節以来出場がなく、3試合の出場にとどまっているばかりか?明神がベンチに復帰したこの日はベンチ外に。それだけでなく、練習試合ではボランチでもSBでもなく、CBとしてプレーさせられています。明らかに”干されてます”。

 タイプやスタイルの向き、不向きは大事ですが、不向きだから取り入れないでは話になりませんし、新しい要素は生まれません!!この日のような課題を露呈するようでは武井の必要性をもっと問うべきだと思うのは僕だけでしょうか!?

 これでGW3連戦が終わりましたが、次節もアウェイ戦です。僕的にはカターレ富山と共に感銘を受けたサッカーを見せているアビスパ福岡と次の日曜日に対戦します。

では、最後に個人採点をお楽しみください☆
スタメン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
GK藤ヶ谷陽介5.0ハイボールの多いチーム相手に特にミスはなかった。失点は仕方ないでしょうが、流れが悪い時にチームの雰囲気を変える意味でもキャッチした時には落ち着かせたりする事が必要だったのに、ただ焦ってスローイングして相手に渡すなどのキャラクター面に不安を感じた。


DF加地亮(77分まで出場)4.5どうした!?小川やポポだけでなく、大屋にまで裏やサイド突破を許し・・・そのまま2点ビハインドの場面にも関わらず途中交代に。まさか・・・負傷!?どちらにしても1週間に3試合も起用する首脳陣が悪い!!
DF西野貴治5.5唯一守備陣では奮闘してくれた選手。田代相手にも競り勝ち、度重なる攻撃を幾度も跳ね返したが、パートナーのCBまでは封じられなかった。
DF今野泰幸4.0その豊富な運動量やスピードでガンバDFラインを翻弄した。マークを受渡し・・受渡し・・・自分は受けない。そして失点にいつも絡み、「失点を1人の選手の責任やミスのせいにしてはいけない」と言う。それはそうだ。自分のミスばっかりなんだから。ここは日本代表でもFC東京でもない。「日本代表では・・・FC東京では・・・」という言葉をいつまでも吐いていそうなプレーぶりに腹が立つのは言い過ぎでしょう!?
DF藤春廣輝5.0裏を取られる場面が多いのは仕方ないか・・・復調して来てたのに・・・岩下の欠場を最も痛感した選手だっただろう。それでも果敢に攻撃参加して最後まで戦ってくれた!!

MF内田達也3.5全てのプレーが弱い。パススピード、判断力全てが”ガンバのボランチ”のレベルではなかった。しかし、ココのピッチ状態や神戸の戦術上はボランチが狙われるのは最初から分かっている事であり、周囲がサポートするべきだったはずでもあるので戦犯扱いはオカシイ!!
MF遠藤保仁4.5内田をサポートできず、どころか自身もパスミスやトラップミスが多くボールを奪われてショートカウンターを食らう一因に。DFラインの不安定さやビルドアップの工夫の面でも、CBに入った方が良かったかもしれませんね。
MF家長昭博(59分まで出場)5.5悪くはなかった。走れてなかったかもしれないけれど、彼がボールを持った時はチャンスになったし、彼が下がってからガンバの攻撃は皆無になった。


MF倉田秋5.0審判に熱く向かって行くぐらいならゴールに向かってくれ!!



FW阿部浩之(70分まで出場)4.5前節のゴールで先発奪取も全くインパクト残せず。相手の19歳CB岩波の前に何も出来なかった。





FWレアンドロ4.0ガンバサポーターは主審の判定に野次を送っていたが、明らかに彼はイライラし過ぎていた!!本来なら警告2枚はもらって最後までピッチに立っていなかったはず。と、いうよりも精彩を欠いてもいたので、なぜ交代させなかったのかが気がかり。とりあえずショーキのスペースをよく消していた。


途中出場・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

FW平井将生(59分から出場)4.0いたのか?というぐらい人数確認しなければ分からなかった。これなら・・またベンチ外になりそう・・・。
MF二川孝広(70分から出場)5.5連続で先発落ちとは・・・。それも最初の交代ではなかったのも・・・。2点差がついてからではどうしようもなかったが、それまでのピッチになかったミドルシュートや起点となりプレーは見せた。
DFオ・ジェソク(77分から出場)5.5急遽Jリーグデビューとなったものの、右SBに入りながらもエリア内にまで走りこんでクロスに飛び込んで迫力を出すなど、よく戦ってくれた!!やはり彼を岐阜戦に起用した方が、加地にとっても彼にとっても良かったのでは!?

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2011Jリーグ特命PR部員 hirobrown