- 今季ガンバ大阪は残り7試合を残したJ1リーグ27試合で7勝8分12敗の勝点29でリーグ18チーム中16位のJ2降格圏に未だに沈んでいます。それとは打って変わって、総得点54はリーグトップの数字で、得失点差+1と降格圏のチームがプラスに転じているという不思議な現象が起きてます。リーグ戦で勝利した7試合とその理由をトピックとして下に列記した通りです。
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- 6節、VS川崎フロンターレ(HOME)3-2
- →監督解任で不在の状況下、川崎が2点を先行しながら緩い方向性で失態を侵してくれた。ただ劇的な逆転ゴールは大卒ルーキーのアベシャビンだった!!
7節、VS清水エスパルス(HOME)3-1
→ボランチ4人で挑み、序盤からパーフェクトに近い中盤のプレスとカヴァーリングを徹底し、相手に全く好機を与えず。タケの豪華な先制ボレーもあって完勝!!
15節、VSコンサドーレ札幌(AWAY)0-4
→相手が先発11人揃えるだけで必死だった。
20節、VS大宮アルディージャ(HOME)3-1
→相手が補強や東やラファエルが離脱・放出と入れ替えが激しくチームでなかった。
22節、VS名古屋グランパス(AWAY)0-5
→闘莉王の出場停止と度重なるFWの怪我、増川の前半での退場処分と幸運があった事や、先週も新潟が5-0で勝ってる事を思えば楽観視出来ないはずだった。
23節、VSコンサドーレ札幌(HOME)7-2
→相手はアウェイ全敗
26節、VS浦和レッズ(AWAY)0-5
→佐藤の欠場でガンバに怪我の巧妙とレッズ自滅
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- 実に4点差以上の大勝が7つの内4つもあり、7節の清水戦もロスタイムに失点しただけの3点差ゲームであり、いわゆる”圧勝”が5つ分です。とにかく接戦で勝てない!!そして失点の多さもさる事ながら、失点の多さというよりもチームとして戦えていないからこその接戦をモノに出来ないのでしょう!!
- 誰もが(僕を含めガンバサポーターには少なかったと思いますが)日本代表のレギュラーCBである今野泰幸を獲得したガンバは懸念の守備が飛躍的に向上し、攻撃力にもビルドアップ能力が大幅にアップするはず!!と思われたその本人が全く機能せずに、リーグワースト2位の53失点をしている現状です。
- もちろん、その低迷の大きな原因になっているであろう事は監督の能力を持ち合わせていない者が指導している事でしょう。
しかし、その意味で非常に参考になりそうな文献がありましたので、ガンバサポーターならず、日本代表のサポーターやFC東京のサポーターにも是非とも読んでいただきたいし、伺いたい点を書きたいと思います。
元恩師が説く「今野の弱点」
これは↑この現在J2首位で18試合無敗を継続中で来季J1へ昇格してくるであろうヴォンフォーレ甲府監督の城福浩さんの著書です。
御存知の方も多い通り、城福さんが以前はFC東京の監督であり、2009年にはヤマザキナビスコカップで優勝するなど、約3年間の指揮を執り、リーグでも2008年6位、2009年5位と好成績を残していたのですが、2010年に一気に低迷し、シーズン途中解任され、チームも結局J2降格を味わいました。
ただ城福さんの声をからし過ぎて記者会見でしゃべれないぐらいの熱血漢ぶりや、テクニックと運動量をベースにした”ムーヴィング・フットボール”は評価も高く、今季から攻撃的なサッカーが根付いている甲府の監督に就任し、結果も付いてきているだと思います。
そんな城福さんが書き綴った著書の中に今季からガンバに移籍し、日本代表でレギュラーを張りながらもガンバでは全くいつまで経ってもフィットできない今野について書かれた部分がありましので、要約して書きたいと思います。
今野のセンターバックへのコンバート
それは城福さんがFC東京監督就任2年目の2009年。前年6位だったものの、さらなる上昇を目指しそれまでボランチだった今野をCBに本格的にコンバートするという案でした。今野自身もCBやSBをこなすオールラウンドな選手ではありましが、本職はあくまでボランチ。しかし、城福さんの考えはさらに踏み込んだ考えで、当時日本代表に定着していたものの、代表ではそのオールラウンドな部分を重宝されての控え扱いであった事から、「今野を代表でも主軸にするため」と腹を括ってのCBへのコンバートを決意したそうです。結果的に現在代表レギュラーとなっているので大成功だったのですが、そこへ至るまでのプロセスが問題でした。
今野がCBへコンバートされた直後、チームはなかなか勝ちきれなく、土壇場で勝利が引き分けや逆転負け、同点から負けへとされる接戦に弱いチームになっていたそうです。サポーターも我慢ならず、今野のCBを受け入れる土壌を許さない批判もマスコミ含めて多く風当たりが強かった、とも。
しかし、城福さんはブレなかった!!結果的にこの年にリーグは1シーズン後クラブ史上最高の5位となり、ナビスコカップ優勝も成し遂げました。
その過程にあって今野と城福さんは度々話し合った、と。チームの事、戦術の事、海外サッカーの視点やプライベートも合わせた性格的な部分も。
これだけ話しをしたのにはワケがありました。なぜならシーズン当初の低迷していた時期、ビデオ分析を進める中で必ずCBにも関わらず自分のポジションを空けて早めのチェック、インターセプトを狙って釣り出される今野の姿が。
ただ、対人能力の強い守備で素晴らしいインターセプトからゴールにも絡める部分もある事や、ボランチとしてのパスセンスは凡庸だとしてもDFラインからのビルドアップとして最大限引き出さると感じたパスの能力もあったので、リスクに対しては特にどうではなく、問題は周囲との連携か?と。実際に高校時代は無口で有名で改善したとはいえ、まだまだコミュニケーション能力に問題もあった事や、代表選手であるがために、周囲の選手が今野に対してミスを指摘したり、プレーの要求をためらって連携が出来ていなかった、と。
そして、もう1つ大きな弱点があったのがサッカーに対する理解力。
今野はそれまで特に下半身の身体能力が高く、ボール際の競り合いやインターセプトのタイミングなどそのほとんどを「本能だけプレーしたいたのでは?」と城福さんは考え、チームの試合はもちろん、海外サッカーを観たり、分析をしたりといった作業を今野と共に行う事で、サッカーに対する理解力を養っていったと説かれていました。見た目が大人しそうとか冷静そうな雰囲気とは裏腹に、サッカー脳に弱点があると見た城福さんのアプローチにより、”CB今野”は成功に至ったようです。
ガンバでは・・・
今季のガンバには城福さんのような熱血漢も、戦術家もいません。強いて言うなら遠藤でしょうか?だからいつも遠藤としゃべってくるのでしょうか!?
実際に上記に書いた事は今季のガンバで多く起こっていると思いませんか?
・接戦をモノにできない
・不用意にインターセプトを狙って軽く交わされてカヴァーリングもなく失点
・明らかに今野のミスなのに誰も指摘しない(ガンバの場合は監督もかも)などなど。
そんな弱点を抱えている今野に対してアプローチしてくれる監督がいない以上、ピッチレベルで本人に対して要求出来るのはやはり!!鹿島戦でも叱責していた岩下敬輔しかいないでしょう!!
もしくはチームで最もコミュニケーションに長けた丹羽大輝!!
そんな丹羽でさえ、「何でも裏に抜けるボールに付いていこうとして結果的にギャップをつくっていた」
と指摘していただけに、今野を指導出来る監督がいない以上は、丹羽と岩下のCBコンビで行く事がガンバ浮上のシナリオになる、と言えるのではないでしょうか!?

最後まで読んでいただいてありがとうございます。批判的な内容になってしまい、日本代表やFC東京のサポーターの方々に対しては気分を害された事なら申し訳ありませんでした!!でもコレが事実かも!?と思いの方々は↓をクリック下さい。
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