ガンバ大阪ににとって明日は勝てなければ2006年以来のグループリーグ敗退が決まってしまうACL第5節のアウェイ浦項スティーラーズ戦です。今季のガンバにはレンタル移籍から帰ってきたDF丹羽大輝、MF寺田紳一、倉田秋がいて、3選手共にレンタル先でレギュラーとして活躍し、期待を持ってガンバに復帰しました。
まあ・・その期待に応えきれてないので低迷してるとも言えるのですが・・・
そこで、今季、ガンバからレンタル移籍中の選手の活躍ぶりをまとめた記事です☆
5選手いますので、1人ずつ見ていきましょう☆
GK河田晃兵 24歳 プロ入り3年目
アビスパ福岡へ1年間のレンタル移籍中
現在、福岡はJ2の13位
出場機会なし(全試合ベンチ入り)
【寸評】
未だ1度もプロ入り後公式戦出場がないが、開幕からずっとベンチ入りは続けて第2GKとして準備している☆地元でもある福岡なのでやりやすさはあるかも!?現在ガンバのGK陣では武田洋平が清水エスパルスからのレンタル移籍で所属しているので、来年ガンバに所属するのは河田か武田か?という勝負になると予想。二人ともそれぞれのチームが守備に問題を抱えているだけにチャンスはあり!!いざ勝負!!
DF菅沼駿哉 21歳 プロ入り4年目
ジュビロ磐田へ1年間のレンタル移籍中
現在の磐田はリーグ7位ナビスコグループB首位
リーグ出場機会なし
ナビスコカップ3試合(先発3)270分フル出場中
【寸評】
リーグ戦では出場機会なしもガンバ戦以外は全てベンチ入りしている。加えて、ナビスコカップではフル出場中で、チームも全勝でグループ首位を快走している。シーズンが深まるにつれて定位置を狙える状況は十分にあると見える☆その土台作りはある程度評価もされているか?五輪代表候補合宿にも呼ばれた☆
プロ入り前から単身で練習後にジムに通い、体幹を鍛えたガンバユース出身にしては珍しいタイプの選手。ガンバではサテライトでも右サイドバックの人材がいないために本職のCBで試されないジレンマがあったため、昨季後半からJ2ロアッソ熊本へレンタルを経験し、リーグ16試合出場を経験。ガンバでもACLと天皇杯、スーパーカップで出場経験があるが、未だJ1リーグでの出場がないのは寂しい所。
ドイツ・バイエルンミュンヘンへ1年間のレンタル移籍中
現在バイエルンはリーグ2位が確定
DFBカップとCLで決勝進出が決定している☆
リーグ3試合(先発2)166分出場、評価5.67
DFBカップ1試合(先発0)17分出場、1ゴール
CL1試合(先発0)9分出場
【寸評】
リーグ2節でデビューも、ロスタイムに致命的なミスをして途中出場から途中交代という屈辱を味わい、以降は下部リーグとのDFBカップとグループ首位通過が決定したCLの消化試合での途中出場のみに終わっていた。1月末に夏以降の完全移籍への買取オプション行使の拒否を発表され、以降もトップチームでの出場機会はなかったが、リーグでの優勝争いが絶望的になり、CLへの主力温存がなされた32節のブレーメン戦から2試合連続でスタメン出場。消化試合とはいえ、CL決勝で3人の主力選手が出場停止となり、出場可能なトップチームのフィールドプレーヤーが16人となった事で、ベンチ入りが濃厚。そことDFBカップ決勝での出場に向けて、リーグ最終戦・ケルン戦でのゴールという数字に残る結果を残す事に全身全霊を注ぐ☆
類い稀な才能を持ち、ドリブル、シュート、パス全てで局面打開、フィニッシュ、アシスト全てに絡む”ガンバの、日本の至宝”2010年Jリーグ最優秀ヤングプレーヤー賞獲得。ガンバでの2年半でリーグ43試合11ゴール記録☆バイエルン移籍後は、練習やセカンドチームでもハインケス監督の「センタリングをあげるにいは右利きの宇佐美には右サイドが向いている」と右ウイングで固定されている。そもそもウインガーではないし、左サイドやトップ下、2トップをやらせないのはどうなのか?固定メンバーでしかスタメンを組まない66歳の老将の目はもう老眼なのではないか?
FW大塚翔平 22歳 プロ入り4年目
ジェフ千葉へ1年間のレンタル移籍中
現在の千葉はJ2の11位
J2リーグ3試合(先発2)138分出場、無得点
【寸評】
移籍決定後1ヶ月の先日に初スタメン出場を記録し、2試合連続スタメン中。今後の活躍に注目が集まる☆
3月下旬に急に発表されたレンタル移籍。その3日後にユース時代の監督・松波さんが新監督に就任するなら松波さんとしても彼を起用したかったのでは?フロントの計画性の無さはココにも波及している気がする。グノの移籍や川西の長期離脱があり、今季ガンバでそのニュータイプなアタッキングセンスが開花される事が期待されたシーズンだったはず・・なのに。
独特のボールタッチやリズムを持ち、中盤もこなせる万能型FWはガンバではルーキーイヤーからリーグ出場も記録し、2年目にはFW陣の大不振と怪我人続出により序盤戦で固まった出場機会を得たが、結果を残せず。しかし、3年目の過密日程期間に少ない出場機会の中で数字に見える活躍を披露し、評価を高めていた☆ガンバでの通算リーグ6試合1ゴール。
FW平井将生 24歳 プロ入り7年目
アルビレックス新潟へ1年間レンタル移籍中
現在の新潟はリーグ17位、ナビスコグループA3位
リーグ7試合(先発3)266分出場、無得点
ナビスコカップ3試合(先発3)270分フル出場中、1ゴール
【寸評】
ナビスコカップで決勝ゴールを記録したが、リーグでは活躍出来ておらずチームも不振を極める。
プロ入り4年間はリーグ無得点が続くも、FWの外国人選手の大不振が続いた5年目にリーグ14ゴール記録し、代表候補にまで上り詰めた”浪速のアンリ、トーレス?””フェルナンド・ショーキ・トーレス”昨季は3月のチャリティーマッチにもJリーグ選抜に選出されるなどしたが、アドリアーノ、グノ、ラフィーニャという強力外国人FWの前に出場機会は失われる中で5ゴール記録したが、オフに1年間のレンタル移籍を決意。
DFライン裏への抜け出すセンスが抜群で、前を向いた時のスピードは圧巻。上手くスピードに乗ればドリブルでの打開力もあるだけに、連続した動き出しが課題となるストライカーは、ガンバでの6年間でリーグ60試合19ゴール記録している☆ガンバFW陣が開幕から大不振なだめに彼の早期復帰も願いたいぐらいの心境のサポーターも多いのでは?
先日の欧州チャンピオンズリーグ準決勝第2レグ、バルセロナVSチェルシーのロスタイムに本家フェルナンド・トーレスが相手が全員前掛かりになる中でハーフウェイラインから1人カウンターで決めたゴールは・・・昨年のACLグループリーグ最終節の万博でのガンバVS天津泰達のロスタイムにショーキが同様にハーフウェイラインから1人で持ち込んでPKを奪ったシーンを思い出しました。(まあコッチは自分で決めてないのですが・・・)トーレスもショーキも出番に恵まれない中でのプレーだっただけに同様に映りました☆コレは・・・・ガンバ病に侵されているでしょうか?(笑)
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という事で、不定期ですが、こういった記事も定番化してレンタル選手の動向をチェックしていきましょう☆
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