先程、コパ・スダアメリカーナ(南米の大会で、欧州のヨーロッパカップに相当する大会)のサントス対アヴァイの第1レグを観ました!!1ヶ月前の試合の録画放送でしたので、現在は故障で長期離脱中のパウロ・エンリケ・”ガンソ”も出場していました☆
もちろん、この試合を観た目的は、先日のワールドカップ後の初のブラジル代表メンバーに選ばれ、『セレソンの未来』(=ブラジル代表の未来)と言われる、サントス所属の20歳の司令塔=パウロ・エンリケ・”ガンソ”と、これまたサントス所属で18歳にして、チームの点取り屋&超絶ドリブラーであるネイマールの二人を観たかったからです!!
この試合はその代表戦の2日後に行われた試合でしたので、その疲れを考慮されてか?二人は後半の頭からのプレーでした。二人がピッチに立つと、黄色い声援が一気に響いたので一瞬で分かりました!
試合はホームであるサントスが1-3で破れるというゲームでしたが、この二人は凄いタレント性を発揮していました!!
司令塔として冷静な球捌きと「違い」をつくるエレガントなプレーを兼ね備えるパウロ・エンリケ・”ガンソ”(写真中央の10番)
まずはガンソについてですが、さすがセレソンの10番を着るだけの選手です!!左利きであることや、長身であることから、元セレソンの10番であるリヴァウドとよく比較されているようですが、リヴァウドほどの華やかさはないと感じました。しかし、リヴァウドばりのドリブル、ミドルシュートを持っているのは確かなようです!ただ、リヴァウドほど華やかでない、と感じるのはプレーをスタートさせる位置がガンソは完全に中盤だということです。リヴァウドはFWやFWに近い位置からプレーして仕掛ける「アタッカー」な選手ですが、ガンソはあくまで中盤でプレーする「司令塔」です!!なので、リヴァウドほどの得点力や仕掛けはないかもしれませんが、パスセンスに関してはガンソが相当上です!!また、リヴァウドよりもよりシンプルにボールを捌く事も多く、冷静な状況判断も光る選手ですし、運動量も意外に多く、ボランチ起用もできそうな選手でした☆
元アルゼンチン代表のレドンドのようなシンプルかつ冷静なゲームメイクもできつつ、リヴァウドのように華のある豪快なプレーもできるガンソはとても楽しみな選手です!!そして、プレーぶりのようにピッチ外でも真摯で知的な選手でもあるような好青年です!!
現在、ガンソは靭帯などの損傷で長期離脱となっているのが残念です。しっかりと怪我を治して、また面白いプレーを見せて欲しいものです!!
ちなみに現在の彼とサントスとの契約書の違約金設定額は60億円だとか。
ロビーニョより、よりストライカーなネイマール
続いて18歳のネイマールですが、彼はシザース(ボールをまたぐフェイント)を連続で試みるペダラーダをよく選手なので、よく現役セレソンのロビーニョと比較される選手です!!
この試合でも得意のペダラーダを何度も披露し、アシストを記録する活躍をしました!!
イメージ的には彼はロビーニョほどのドリブルやフェイントにレパートリー、テクニックは達してないかな?でも、スピードはネイマールの方が上でしょうし、彼の場合はチャンスメーカーであるロビーニョとは違い、正真正銘のストライカーですね!!なので、サイドでボールをもらう事の多いロビーニョに対して、ネイマールは中央でもボールを受けることが多く、中央でも仕掛けられる突破力を持っている選手です!!
ロビーニョにロナウド(現コリンチャンス所属の)の能力も併せ持つ稀代のクラックですね!!
ただ、ガンソとは逆にピッチ外では問題児で、ハーフタイムに監督を批判する罵倒をしたりするなどの問題児のようです。(以下参照 http://sports.yahoo.co.jp/news/20100917-00000005-spnavi-socc.html )
それでもセレソンデビュー戦で初ゴールを決めるなど持っている男なネイマールには、現在のサントスとの契約書には58億円という違約金設定がなされているとか?
二人とも素晴らしいタレント性のある選手なので、今後のセレソンが楽しみであるのですが、この試合でサントスは敗退し、コパ・スダアメリカーナ敗退になったので、もうサントスの試合は観ることができないのが寂しくもなりました・・・・。
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尚、この試合の対戦相手のアヴァイですが、昨年の12月から元大分トリニータでナビスコカップを獲得し、Jリーグ戦でも4位という好成績を残した若きイケメン名将=ペリクレス・シャムスカが指揮を獲り、サンタ・カタリーナ州選手権で優勝したブラジルのチームです。初の国際大会への出場となったアヴァイでしたが、シャムスカ監督はカタールのアル・アラビに引き抜かれた、とのことです。
まさかシャムスカまで中東マネーに持っていかれるとは・・・・・・・・・恐ろしい・・・・
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