少彦名神と道真公をお祀りする、服部天神宮と、忍者ハットリくん | たらの日記 ~ Chapter 8 ~

たらの日記 ~ Chapter 8 ~

たらと申します。San Franciscoで6年半、こまねずみのように働き、NYに半年滞在。9.11テロのあと帰国。神社、お城めぐりや、和裁、可愛い雑貨、古本、砂浜でぼ~っとするのが好き♪夢のまた夢まで、気ままにお喋りしてます。よしなに~♪(*^ー^)ノ♪





ここ数日、職場で、なんか、
しょ~もない、心理戦で
どっと、疲れ


静謐なとこに、身をおきたいな
そんな気持ちの土曜日で。


遠くに行くのは、しんどいし
なんせ、お天気が不安定だから
近場で、ということで


癒しの神さま、少彦名神
(すくなびこなのかみ)を
お祀りされている、

服部天神宮に行きました。


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服部天神宮の最寄り駅は
阪急沿線の、その名も、

服部天神駅。



思えば、今まで、服部天神で
降りたこと、なかったな 。。。


で、駅のホームから見えたのは、


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忍者ハットリくん(もどき?)が
かわいいです♪


パチンコ屋の屋根の上、
曇天の空に、元気に走る、

忍者ハットリくん!


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元気だな~~(笑)


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すると、駅からほんとに近い
徒歩1分ぐらいのとこに


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服部天神宮がありました。


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ご由緒が、わかりやすい絵と
お話で書かれてありました。


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かの菅原道真公が、
無実の罪、冤罪で
遠く太宰府に左遷される途上


脚気で、一歩も歩けなくなり


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村人のご進言で、
癒しの少彦名神をお祀りする
天神祠に参拝され


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また、病で亡くなられた藤原公を
ご供養されたら


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おみ足が良くなり、無事に、
太宰府へ

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しかし、道真公は、太宰府で
無実の罪が晴れぬまま亡くなり

そのあと、都で、不吉なことが
立て続けにおこり、

それは道真公の祟りだと、
たいへん恐れられました。


これは、おとしめた人物が
自分等がしてることは
ほんとはいけないことだ、と
わかっていたから、
≪祟り≫だと、怖れたんだよね。


そして、道真公を
天神さんとしてお祀りされると
不穏なことが静まり、

学問に秀でた道真公を
学問の神さまとして
今は、北野天満宮さんをはじめ
全国各地でお祀りされています。


天神さんをお祀りされている神社は
たいてい牛がいますが ....



(おやっ、お詣りしてる間に
晴れてきました晴れ


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ひさしぶりの青空です


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太宰府を思わせるような
明るい空になりました)


こちら服部天神宮さんには、
牛ではなく、道真公の
銅像が鎮座されています。


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それにしても、道真公を癒す、
少彦名神さまは、すごいな!



少彦名神(すくなひこなのかみ) 磯良の海.jpg


天地初発の際に
高天原に成られた
三柱の神さま

天之御中主神(あめのみなか ぬしのかみ)
高御産巣日神(たかみむすひのかみ)
神産巣日神(かみむす ひのかみ)

この神産巣日神の御子が
ちいさなちいさな少彦名神。


古事記の神さまのうちで
この少彦名神さまが
ずっと、私の心に
留まっておられます。



傷心と憤怒の道真公を癒されたならば

わたくしごときの、
職場の理不尽さに対する怒りなど、
ごく簡単にお癒し下さるだろう
と思いました。


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そして、お御足を治された、
ということで、服部天神宮は
足の神さまにもなられています。


わたしも、ずっと、元気に
てくてく歩いて、ぷち旅行したい。



お手水舎のところには

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山のような
わらじ、草鞋、わらじ!


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見てたら、こないだ、テレビ
『世界!ニッポンに行きたい人応援団』に出てた、
ハンガリーのクリスティアーンさんと
山形の佐吉さんも思い浮かびました。


こどもの頃に見た、
忍者ハットリくんに憧れ
ココナツ繊維で、わらじ作りを
独学してたハンガリーの苦学生
クリスティアーンさんが

『ニッポンにいきた~い、』と
わらじ作りを教えて頂くために
山形に行って、新庄市仁田山の
80才のわら細工の匠
伊藤佐吉さんと、わらじ作りを
されてたこと、思い浮かびました。


佐吉さんは、
クリスティアーンさんのことを
やさしい山形訛りの声で、

すばらしい、すばらしい、
上手だ、じょうずだ、と
繰り返してらっしゃいました

あれは、すごく感じ入りました。
録画も何度も見ています


クリスティアーンさんわらじ.jpg



(ご参照)
忍者ハットリくん列車
2016/03/13

氷見の忍者ハットリくん
まんがロード -☆
2016/03/13


走る忍者ハットリくん.jpg
(来年、富山のしごと、がんばろ)


...思えば、にっぽん人が
靴を履くようになったのは
明治以降、なんだよね。


江戸時代に靴を履いてたのは
坂本龍馬ぐらいでは?

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それまでは、わらじ、草履。


そして、

服部天神宮さんの御守りは

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わらじ

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わらじ

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草鞋


絵馬も、わらじ

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ご朱印にも、
わらじのような形が 。。。

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そして、道真公がお好きだった
梅の紋があちこちに


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こうして、神社の
悠久の時の流れに身を置き


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神さまのまえに静かに立つと


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日ごろ、ガタガタやってるのが
恥ずかしいのと、情けないのと、
ほんとに、ちっぽけなものだと、


そういう気持ちになりました。
でも、神さまはそういう者の
気持ちをないがしろにはされない
と思えます。


そして、

少彦名神さまといっしょに
国造りをされた大国主神さま繋がりで

恵比須さんも御座いました。


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笑う門には、福、来たる

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と、云われているようで
これまた、反省しきり、(^-^;)


やっぱり、
神社っていいなあ~~!

と思いました♪


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