ここ数日、職場で、なんか、
しょ~もない、心理戦で
どっと、疲れ
静謐なとこに、身をおきたいな
そんな気持ちの土曜日で。
遠くに行くのは、しんどいし
なんせ、お天気が不安定だから
近場で、ということで
癒しの神さま、少彦名神
(すくなびこなのかみ)を
お祀りされている、
服部天神宮に行きました。
服部天神宮の最寄り駅は
阪急沿線の、その名も、
服部天神駅。
思えば、今まで、服部天神で
降りたこと、なかったな 。。。
で、駅のホームから見えたのは、
忍者ハットリくん(もどき?)が
かわいいです♪
パチンコ屋の屋根の上、
曇天の空に、元気に走る、
忍者ハットリくん!
元気だな~~(笑)
すると、駅からほんとに近い
徒歩1分ぐらいのとこに
服部天神宮がありました。
ご由緒が、わかりやすい絵と
お話で書かれてありました。
かの菅原道真公が、
無実の罪、冤罪で
遠く太宰府に左遷される途上
脚気で、一歩も歩けなくなり
村人のご進言で、
癒しの少彦名神をお祀りする
天神祠に参拝され
また、病で亡くなられた藤原公を
ご供養されたら
おみ足が良くなり、無事に、
太宰府へ
しかし、道真公は、太宰府で
無実の罪が晴れぬまま亡くなり
そのあと、都で、不吉なことが
立て続けにおこり、
それは道真公の祟りだと、
たいへん恐れられました。
これは、おとしめた人物が
自分等がしてることは
ほんとはいけないことだ、と
わかっていたから、
≪祟り≫だと、怖れたんだよね。
そして、道真公を
天神さんとしてお祀りされると
不穏なことが静まり、
学問に秀でた道真公を
学問の神さまとして
今は、北野天満宮さんをはじめ
全国各地でお祀りされています。
天神さんをお祀りされている神社は
たいてい牛がいますが ....
(おやっ、お詣りしてる間に
晴れてきました
ひさしぶりの青空です
太宰府を思わせるような
明るい空になりました)
こちら服部天神宮さんには、
牛ではなく、道真公の
銅像が鎮座されています。
それにしても、道真公を癒す、
少彦名神さまは、すごいな!
天地初発の際に
高天原に成られた
三柱の神さま
天之御中主神(あめのみなか ぬしのかみ)
高御産巣日神(たかみむすひのかみ)
神産巣日神(かみむす ひのかみ)
この神産巣日神の御子が
ちいさなちいさな少彦名神。
古事記の神さまのうちで
この少彦名神さまが
ずっと、私の心に
留まっておられます。
傷心と憤怒の道真公を癒されたならば
わたくしごときの、
職場の理不尽さに対する怒りなど、
ごく簡単にお癒し下さるだろう
と思いました。
そして、お御足を治された、
ということで、服部天神宮は
足の神さまにもなられています。
わたしも、ずっと、元気に
てくてく歩いて、ぷち旅行したい。
お手水舎のところには
山のような
わらじ、草鞋、わらじ!
見てたら、こないだ、テレビ
『世界!ニッポンに行きたい人応援団』に出てた、
ハンガリーのクリスティアーンさんと
山形の佐吉さんも思い浮かびました。
こどもの頃に見た、
忍者ハットリくんに憧れ
ココナツ繊維で、わらじ作りを
独学してたハンガリーの苦学生
クリスティアーンさんが
『ニッポンにいきた~い、』と
わらじ作りを教えて頂くために
山形に行って、新庄市仁田山の
80才のわら細工の匠
伊藤佐吉さんと、わらじ作りを
されてたこと、思い浮かびました。
佐吉さんは、
クリスティアーンさんのことを
やさしい山形訛りの声で、
すばらしい、すばらしい、
上手だ、じょうずだ、と
繰り返してらっしゃいました
あれは、すごく感じ入りました。
録画も何度も見ています
(ご参照)
忍者ハットリくん列車
2016/03/13
氷見の忍者ハットリくん
まんがロード -☆
2016/03/13
(来年、富山のしごと、がんばろ)
...思えば、にっぽん人が
靴を履くようになったのは
明治以降、なんだよね。
江戸時代に靴を履いてたのは
坂本龍馬ぐらいでは?
それまでは、わらじ、草履。
そして、
服部天神宮さんの御守りは
わらじ
わらじ
草鞋
絵馬も、わらじ
ご朱印にも、
わらじのような形が 。。。
そして、道真公がお好きだった
梅の紋があちこちに
こうして、神社の
悠久の時の流れに身を置き
神さまのまえに静かに立つと
日ごろ、ガタガタやってるのが
恥ずかしいのと、情けないのと、
ほんとに、ちっぽけなものだと、
そういう気持ちになりました。
でも、神さまはそういう者の
気持ちをないがしろにはされない
と思えます。
そして、
少彦名神さまといっしょに
国造りをされた大国主神さま繋がりで
恵比須さんも御座いました。
笑う門には、福、来たる
と、云われているようで
これまた、反省しきり、(^-^;)
やっぱり、
神社っていいなあ~~!
と思いました♪