よみうりカルチャー横浜10月期『西洋史を読み解く』11日から始まりました。
今期のテーマは「18世紀の冒険者たち」です。

第1回に登場したのはカサノヴァ。
その一生で1000人の女性とお付き合いしたという、伝説のモテ男ですが、それだけでは語れない。
カサノヴァはただ女性にモテただけではなかったのです。

女性だけではなく男性も惹きつけ虜にする魅力は、明晰な頭脳と繊細な心配りに加えて、身だしなみや物腰の良さもありました。
ルイ15世やポンパドゥール侯爵夫人、ジョージ3世、エカテリーナ2世、ベルニス司教、フランクリン、ヴォルテール、ダ・ポンテ…
国家元首、貴族、学者、政治家などなど、一介の冒険者が出会えるとは思えない錚々たる顔触れです。
カサノヴァの生涯を辿ると、他にも意外な人物の子孫や先祖にも出会っていて、ワクワクしてしまいました。
ルイ15世の"鹿の苑"にも関わっていたカサノヴァ。
マリー=アントワネットの首飾り事件にも微妙に繋ががありました。
物凄いネットワークを作っていくのは、運もあるかもしれませんが、素晴らしい才能です。

この講座では、シュヴァリエ・デオン、ボーマルシェ、サン=ジェルマン伯爵、ジャンヌ・ド・ラモット、カリオストロ伯爵を取り上げます。
中には、カサノヴァと関わった人物もいて、面白すぎるネットワークに興味は尽きません。




via 薔薇の小部屋
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