タイラ―のボード | Viva '60s SurfStyle!!!

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1960年代のカリフォルニアサーフスタイルに心を奪われた男の独り言。

随分と前になるが・・・

あれはタイラー・ハジキアンを訊ねた時の事だった。

 

 

彼は取材の為の撮影を受けていて、俺に気付くと軽くてを上げて「ちょっと待ってて・・・」という仕草をして来た。

 

 

そして、取材を終えたタイラーは俺の下にやって来て談笑が始まった。

 

 

そのやり取りの最中で「今、君のボードが10本程になったんだよ」と告げると・・・

彼は「10本?」、「それはクレイジーだな!」、「10本も持っていてくれて嬉しいけど、そんなに必要は無いだろう!」と笑いながら応えてくれた。

 

 

そうか・・・

そんなに必要はないか?

確かにな。

 

 

「ならば、どのボードを残せば良い?」と改めて尋ねてみた。

 

 

当時の俺のライラ―のラインナップはこうである・・・

ポイント、ノーズライダー、リドラー、バルサ、ジーク、ジェイコブス・タイラーモデル、リミテッド、タイフーン等である。

 

 

タイラーは即答で「同じボードは2本も必要ないし、アレとアレがあれば充分ではないか?」と」アドバイスをくれた。

そして、新しい提案としてこんなボードも託された。

この段階でかなりのタイラーのボードが我が家のガレージを埋め尽くしてしまった訳だが・・・

結論から云うと残したのはバルサ、チップ、ノーズライダー、リドラー、ジェイコブス・タイラーモデルの5本である。

 

 

さて、残りのボードを処分するにはどうしたら良いものか?

 

 

スマホを片手に電話を掛けると・・・

電話の向こうから「直ぐに引き取りに行くよ!」と勢いのある声が響いて来た。

 

 

いやいや・・・

この段階ではあくまで相談であって、手放すとは言ってないのだが彼は早々に引き取りに来るらしい。

 

 

次回の更新ではそんな戯言を綴ってみたいと思う。

 

 

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