随分と前になるが・・・
あれはタイラー・ハジキアンを訊ねた時の事だった。
彼は取材の為の撮影を受けていて、俺に気付くと軽くてを上げて「ちょっと待ってて・・・」という仕草をして来た。
そして、取材を終えたタイラーは俺の下にやって来て談笑が始まった。
そのやり取りの最中で「今、君のボードが10本程になったんだよ」と告げると・・・
彼は「10本?」、「それはクレイジーだな!」、「10本も持っていてくれて嬉しいけど、そんなに必要は無いだろう!」と笑いながら応えてくれた。
そうか・・・
そんなに必要はないか?
確かにな。
「ならば、どのボードを残せば良い?」と改めて尋ねてみた。
当時の俺のライラ―のラインナップはこうである・・・
ポイント、ノーズライダー、リドラー、バルサ、ジーク、ジェイコブス・タイラーモデル、リミテッド、タイフーン等である。
タイラーは即答で「同じボードは2本も必要ないし、アレとアレがあれば充分ではないか?」と」アドバイスをくれた。
そして、新しい提案としてこんなボードも託された。
この段階でかなりのタイラーのボードが我が家のガレージを埋め尽くしてしまった訳だが・・・
結論から云うと残したのはバルサ、チップ、ノーズライダー、リドラー、ジェイコブス・タイラーモデルの5本である。
さて、残りのボードを処分するにはどうしたら良いものか?
スマホを片手に電話を掛けると・・・
電話の向こうから「直ぐに引き取りに行くよ!」と勢いのある声が響いて来た。
いやいや・・・
この段階ではあくまで相談であって、手放すとは言ってないのだが彼は早々に引き取りに来るらしい。
次回の更新ではそんな戯言を綴ってみたいと思う。
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