ガレージに詰まったサーフボードを見ていると不思議と心が穏やかになる。
この現象は、きっと、俺ばかりではないだろうが、以前にも書いたがサーフボードは単なる水遊びのTOOLというよりは芸術作品に近い物だと強く思う事がある。
この現象は、きっと、俺ばかりではないだろうが、以前にも書いたがサーフボードは単なる水遊びのTOOLというよりは芸術作品に近い物だと強く思う事がある。
職人(シェイパー)は楽しく快適に遊べるTOOLを自身の経験と英知を惜しみなく顕にし、創り上げる・・・
こんな事を書き綴っていると、やはり、この作業は芸術の領域であるとしか思えてならない。
こんな事を書き綴っていると、やはり、この作業は芸術の領域であるとしか思えてならない。
こうした一連の背景こそが、俺がマシンシェイプでは無くハンドシェイプに拘る所以だったりする。
今日は以前も紹介したロビー・キーガルのスティレットを改めて紹介したいと思う。
詳しい事は以前書き綴ったブログを見て頂きたいが、日本国内に6本しか現存しないスティレットをひょんな事から3本も手にしてしまっている。
詳しい事は以前書き綴ったブログを見て頂きたいが、日本国内に6本しか現存しないスティレットをひょんな事から3本も手にしてしまっている。
スティレットは、「あの」ロビー・キーガルが「あの」CJ・ネルソンの為に創り上げた芸術的領域のサーフボードであり、彼の感性と才能は「あの」ポールフランクの目に留まり、ボードにはコラボレーションの証しとしてその名が刻まれている。
そして、こちらがそのボードである。
そして、こちらがそのボードである。

如何であろうか?
若き日のロビー・キーガルがCJ・ネルソンの為に創り上げたコラボレーション・ボードである。
全体的なアウトラインは、幼き頃に度々ドナルド・タカヤマのシェイプルームを訪れていた影響からなのか?どんな波にも対応出来うる使い勝手の良いアウトラインである事が判る。
フィンは当然ながらグラスオンなのだが、ご覧の通り、フィンには「Paul Frank」とのコラボレーションである証しが入っている。
フィンは当然ながらグラスオンなのだが、ご覧の通り、フィンには「Paul Frank」とのコラボレーションである証しが入っている。

また、程よいレイク角度を採りながらも、CJ・ネルソンのライディングを熟知しているロビーならではなの形状となっている所が面白かったりする。

そして、ボトムには深いコンケーブが入るのだが、これもCJに合わせての事なのか?タイラー・ハジキアン等のノーズライダーの様な大きく深いコンケーブを採り入れていない所が非常に興味深い。

そして、コンケーブの後方にはスティレットの紋章が入る。

この紋章の入ったボードは世界に50本しかないと言われているが、実際に現存するボードは何本なのだろうか?
レーベルは時代を感じさせる「Creme」のディケールが入る。

ガレージの中でも勿論そうであるが、こうして客観的に画像を通して見てみると改めて素晴らしいボードだと思う。
しかし、このボードを3本も所有している独り占め状態にも少々罪悪感があったりする。
俺は体格が大柄な為、同じスティレットでも9.9フィートの方が相性が良い様なので、こちらの9.5フィートの方は、若しかしたら今後手放すかもしれない。
しかし、長いボードしか所有していない俺にとっては、この位の長さのボードは置いておいた方が良いのかも知れない?
近い内にシーコングの田中さんに相談でもしてみると事にしようか?
しかし、長いボードしか所有していない俺にとっては、この位の長さのボードは置いておいた方が良いのかも知れない?
近い内にシーコングの田中さんに相談でもしてみると事にしようか?
Keep Surfing!